映画の最近のブログ記事

意外な結末とは聞いていたけど、この手の映画や小説を結構鑑賞しているせいか、オチは途中で読めてしまった。まあ、読めてしまっても楽しめない訳ではない。(以下ネタバレ)

なんていうか、一言で言うと、「ドグラ・マグラ」みたいな話。

私の好きな、夢が多重構造になった映画。でもそんな難しくはなく、ちゃんと見てればそう混乱することはないと思う。少なくとも同じノーラン監督の「メメント」とかに比べれば十分やさしい。でも、ハリウッド?でこの題材扱ったのは結構冒険ではある。CGもうまく使って多重構造の世界を表現している。渡辺謙はそうか、「バットマン・ビギンズ」に続く起用なのか。相当重要な役どころ。

書いてなかったみたいなので。
まあこれは、第二次世界大戦の時代を舞台にしているが、まったくオリジナルのタランティーノ映画と思って見た方がいい。荒唐無稽さも悪くないけど、今回はそっちは抑えめで、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の前半とか、「シンシティ」とか、緊張感のあるドラマ部分がいい。特にユダヤ狩りの農家のシーンとか、バーのシーンとか。また悪役がいやらしくていいんだ。

ラストシーンは、思いきり史実無視。が、監督の想いによる筆がすべっちゃったってやつ?私はありだと思う。


去年海外行った時の飛行機で鑑賞だから結構前。ネタバレあるかも。
ある日突然事故に会った男。妻も、周りの人間も自分を自分と認識してくれなくなる話。
なんでしょう、一言でまとめると、「フライトプラン」的な話だよね。
背後に巨大な陰謀隠れ系。ちょっとトンデモなとこも。

主人公を助けるタクシー運転手が「イングロリアス・バスターズ」のダイアン・クルーガー。
(そういえば、イングロリアス・バスターズのこと書いたっけ?)


愛のむきだし

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DVD鑑賞。
上下巻で計4時間ほどの長い話だが、波瀾万丈の展開で飽きることはない。
特に、序盤の展開。一見何も関係なさそうな物語が同時進行しており、それがつながることが予告されるのだが、どのようにつながるのか分からないので、ついつい先を楽しみにしてしまう。
(最終的には、結構力技ではあるのだが)

主人公の方のストーリーは、異常に罪を告白されることにこだわる父神父を崇拝する息子が、告白するために罪をつくりだすという、ある意味せつない話なのだが、その方向性が、カンフーみたいな技を極めて女性の盗撮に使うというバカバカしさ。一方、そんな彼をずっと監視する女の不気味さ。そんな、せつなさ、笑い、不気味さが絶妙にブレンドていて、前半部分はすごいはまった。逆に後半は物語が収束してきてしまい、万華鏡的な面白さはなくなったが、とにかく一貫してるのはタイトル通りの「愛のむきだし」。愛にむきだしになるあまり、暴走する人達が描かれる。

演者達もすばらしい。妖しい美しさながら、盗撮王子の西島くんもそうだが、満島ひかりは、この作品がピークになってしまったのではと心配するほどの八面六臂ぶり。


時をかける少女

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実写の、しかも新しい方である。

私は女優・仲里依紗が結構好きである。しかし、この作品は未見だった。今になって激しく後悔。本作こそ、仲さんの魅力が詰まっていたのに...

序盤の普通のギャルっぽい素っぽいような演技で、後半の感情の爆発、そしてエンディングの涙が生きている。
相手役の中尾明慶君も、ぎりぎり昭和生まれなのに、すごく昭和テイストな顔と演技がはまっていた。
ストーリーそのものは、すごくオーソドックスとも言えるが、役者ががんばっていい映画にしていると思う。


これは、2011年に公開された映画、ではなく、2011年に私が「見た」映画のランキングです。

  1. ブラック・スワン
  2. 宇宙人ポール
  3. 冷たい熱帯魚
  4. スコット・ピルグリムvs邪悪な元カレ軍団
  5. エンジェルウォーズ
  6. 電人ザボーガー
  7. 時をかける少女
  8. アンチクライスト
  9. 英国王のスピーチ
  10. さや侍
  11. アンノウン
  12. トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(途中爆睡のため未完)

また、ビデオで見たものは以下。


  1. マチェーテ

  2. ロボゲイシャ

  3. キック・アス

  4. 僕らのミライへ逆回転

  5. ミスト

  6. シャッターアイランド

  7. ショーン・オブ・ザ・デッド

  8. スーパーバッド 童貞ウォーズ

  9. モンスターズ/地球外生命体

  10. グリーンホーネット

  11. ファイナル・デスティネーション

ファイトクラブ

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見よう見ようと思って見てなかったのを今ごろ鑑賞。
この映画は初見のはずなのだが、なんなんだろうこのオチに関する強烈なデジャブ感。ちっとも結末が意外じゃない。どっかからネタバレしていたのを忘れてるのか、それともこの手の映画を見過ぎて、分かってしまうようになったのか。

ネタバレしてしまったとしても、映画の面白さがそんなに損なわれる訳でもない。なんといっても、タイラーのキャラ、そして哲学がいい。結構当たり前のことを箴言っぽく吐くんだが、妙に心にひびく。あと、最初にエドワード・ノートンがアルコール依存症の会など、その病気でもないのにいろんな会をわたり歩くくだりもいい。


ブラック・スワン

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この映画はバレエの世界、特に「白鳥の湖」を描いている。バレエの映画どころか、バレエも見ない私にとって、完全に未知の世界だ。そんな私に、この映画の出だしは完璧なイントロになっている。その場面は、「白鳥の湖」のヒロイン、オデットが悪魔に追われ、白鳥に変えられてしまうシーン。劇の序奏であり、映画の序奏でもある。このバレエでの表現がすばらしく、ここで一気に引きこまれた。

ここでとりあげられた「白鳥の湖」というテーマそのものが、映画の構造を象徴してもいる。白鳥の湖は、オデット(白鳥)とオディール(黒鳥、つまりブラック・スワン)を、一人の役者が二役で演じることになっている。映画の主人公ニナも、白鳥のような臆病な性格だが、この二役に抜擢され、黒鳥の演じ分けに悩む。しかし、彼女は本当に臆病なだけなのか?この二役という構造が、この映画の構造にも反映されているように思える。
この構造、私の好みどストライク。夢?幻覚?妄想と現実が入り混じり混沌となり、物語が終わってもその余韻が続く。

そして、全体を覆う不穏な空気。終始、不安な、自信なさげな表情のナタリー・ポートマンの演技もいい。ラストでの変貌ぶりがよりきわだつ。

あまりにもはまり過ぎて、今年見た映画ベストワンに認定。


電人ザボーガー

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今日公開された「電人ザボーガー」初日に鑑賞。
「電人ザボーガー」は、はるか昔のTV特撮ヒーロー物の言うなればリバイバル。若いヒーローとその25年後の熟年期のヒーロの2部構成で、熟年期のヒーローを板尾創路さんが演じることでも話題。監督、脚本は井口昇。

私は世代的には見ていてもおかしくないのだが、見たことはない。だから、ザボーガー(ロボットっぽい)は主人公とは別に存在してることも、主人公のコマンドで動くことも、バイクが変身するものであることも知らなかった。だから、今回の設定(特に1部の方)は原作を忠実に再現しているようだが、その辺のことはよく分からない。だから、私に関しては元ネタを懐しむという立場ではない。その上で、今回の映画は、今年の邦画の中ではナンバー1、井口作品でもナンバー1の出来だったと断言してもいい。そのくらい面白かった。

まずは、「笑い」から。1部では、昔の特撮ドラマを愚直なまでに再現することのおかしさが、かなり意識的に表現されている。時にはちょっとやりすぎなくらいにオーバーに表現しているのだが、観客の反応は悪くない。たぶんそこに「愛」を感じるからなんだと思う。2部になると、それが25年たったという「ヒーローその後」のおかしみが加わる。それだけなら、設定でいくらでもありそうだが、そこに「板尾創路」のキャラクターが加味されることでそれが増幅される。板尾さんが「なんだってー!」と真剣な顔で叫ぶほど、こっちはどうしても笑いたくなってしまう。

そしてその同じはずの板尾さんの顔が、シリアスな場面では感動の触媒に変わる!なんとも不思議な効果!はっきり言ってしまうと、板尾さんの存在がなければこの映画の成功はなかった。

あと、ミスボーグ役の山崎真美の演技もよかった。私にとっての山崎真美といえば、教育テレビで100語英会話をやってたちょっとかわいい子、という印象だったので、それが生首で「ほーっほっほ」と飛びまわるから驚いた。

その他、CGでよかったと思うのは、あまり現代のCGっぽさは出さず、昔の特撮風テイストを残していること。それにしても戦闘員はなぜ銃で戦わず、カンフー映画の長い棒とか持って戦っているのか(笑)当時、ブルースリーが流行っていたのか、主人公がやたら燃えよドラゴンの真似をする。ま、いいけど(笑)

あー面白かった。あと1回は見たい気分。

したまちコメディ映画祭に、浅草公会堂に行ってきた。おめあては、上映される映画「PAUL」と、町山智浩さん、浅草キッドのトークショー。

事前にチケットを購入したが、私の席は1階の前から2列目、ど真ん中。ベストポジションと思われた。が、トークは映像を使うため、舞台の隅っこで行われた。少し残念だが、贅沢というものだろう。

MIBの格好の浅草キッドが先に登場したが、町山さんがなかなか現れない。
「今、「ポール」ポジション直してるんで...」と浅草キッド。やがて現れたグレイのお面をかぶった全身タイツの男。ああなるほど、「ポール」ポジションね。

その後、なんとなく下ネタペースで話が進む。基本的には映画の解説...のはずなのだが、脱線しきり。町山さんがかつてトンデモ本の編集者だったこともあって、矢追さん関係やら、ハルキ関係やらで盛り上ったり。

やっと、今回の映画に話が戻ったと思ったら、町山さんが「先週、エリア51に行ってきた」と言いだした。エリア51というのは今回の映画にも出てくる、宇宙人がかくまわれているのではないかと言われているアメリカの基地。それがとんでもない、携帯の電波すら届かない辺鄙な土地にあるのだが、そこまで行った様子が映像で流される。映画でも使われたエイリアンバーや、ブラックメールボックス(投函すると宇宙人に届くと言われている郵便箱)に立ちよったりして、いよいよエリア51へ。今回、矢追さんが行ったよりも更に近づくことに成功したと町山さんは自慢気に話していた。

脱線していたが、話はようやく映画の中身の方へ。「PAUL」は、「未知との遭遇」や「E.T.」にあこがれた世代が作ったオマージュ映画。日本では先行して「スーパー8」が公開されたが、「PAUL」とは兄弟のようなもの、と言っていた。「スーパー8」の監督であるJ.J.エイブラムズの映画には、今回の主役の一人サイモン・ペグがよく出演しているという縁もある。

「PAUL」には上記2作品だけではなく随所にスピルバーグ映画ネタがあるが、なんとスピルバーグ自身も出演している!それは見てのお楽しみ。

主演のサイモン・ペグとニック・フロストのコンビは私にも「ホット・ファズ」でおなじみ。「ホット・ファズ」もそうだが、どうもオタクな男がつるむようすがなんかゲイっぽい。その見方は正しいと町山さん。今回も、映画の中でそれをつっこまれるシーンがある。

「ホット・ファズ」の監督はエドガー・ライトだったが、今回ライトは「スコット・ピルグリムと邪悪な元カレ軍団」の監督だったので、「スーパーバッド 童貞ウォーズ」の監督、グレッグ・モットーラを起用との事。未見だが、「童貞ウォーズ」もそういうお話らしい。

で、「童貞ウォーズ」でもオタクの友情に女が入ってきてダメになるのだが、今回もそれがあって、その女性役がクリステン・ウィグといって、町山さんによれば今アメリカでトップの女性コメディアンらしい。

あと、ポールの声をあてているのがセス・ローゲン。最近聞いたなと思ったら、「グリーン・ホーネット」に出てた。

その他、少し宗教話。キリスト教原理主義にとって宇宙人は、承認できない存在。なぜなら世界は神が4千年前に創造したもの、人間は神に似せて創造されたものだから。そういったテーマもこの映画にはこめられている。「PAUL」というのは、どうも「聖パウロ」からとられているらしい。聖パウロというのは目が見えなかったが、目からうろこが落ちて見えるようになった人。「目からうろこ」が日本発でないのは初めて知った。

そんなこんなでトークショーは一時間ほどしゃべっていただろうか?面白くてそれでもおなかいっぱいになってしまったが、映画の方はそれに負けじと、面白かった!「ホット・ファズ」も笑えたがこっちは更に笑える。
ストーリーは基本的に「E.T.」と同じ。宇宙船が壊れて帰れなくなった宇宙人ポールを帰してあげる話。ただ、帰すのがいい大人のオタク二人組で、
宇宙人が50年もアメリカにいてヤンキーに染まりきった宇宙人、という設定でまず笑わせる。それだけではなく、ギャグを入れるテンポがいい。それでいて、根底には「愛」というメッセージがあるので、結構下ネタや残虐なシーンもありつつ、ほのぼの見れる。個人的にはまったのは残虐ギャグ2箇所で、どちらも会場は爆笑、大拍手。残虐にやって笑いとれるってすごいと思った。

作品は12月公開だそうだが、笑える映画が好きな人にはぜひ見てほしい。スピルバーグ映画が好き、特に「未知との遭遇」や「E.T.」が好きな人は必見だ。

冷たい熱帯魚

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私はホラーやスプラッタは全然怖くないタイプだが、この映画は怖い。
現実にあった連続殺人事件を題材にしているが、実話だから怖い訳ではない。実際には設定も変えているし、主人公役の人物も存在しない。にもかかわらず、怖い。別に人体バラバラとか、そのシーンそのものが怖い訳でもない。
何が怖いかというと、「人」が怖い。主人公の前に現れる人のよさそうな熱帯魚屋のおやじ。こいつがまあ、とてつもなく怖い。あの顔で次々と残虐な所業に...しかしこの映画では、加害者側でなく、被害者側も怖いのだ。特に主人公。どんなにひどいことをされても、「ここは抵抗していいんじゃないの?」というとこでも、脅迫され、唯唯諾諾と従ってしまう。そのことが実は映画のミソになっているのだが...その服従ぶりが怖さを引きたたせるのだ。

人体バラバラ解体シーン。この映画では何度も出てくる。しかも、2回めも3回めも同じことするだけなんだから、省略してもいいところを執拗に繰り返す。実はこの繰り返しにこそ意味がある。っこで省略してしまったら、ラストの爆発の意味がなくなってしまうのだ。このあたり、園子温監督うまい。


マチェーテ

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まさかこんなブサイクおっさんが主役を張るとはね。ダニー・トレホと言えば、ロバート・ロドリゲス作品ではおなじみの存在感はピカ一の脇役。本来なら、一生脇役のはずだったのかもしれない。しかし、主役として立派に成り立ってしまいましたね~。
しかもヒロインがジェシカ・アルバですよ。醜男の星だね。

作品自体はそもそも、ロドリゲスとタランティーノの映画「グラインドハウス」の中に登場する予告編として作られた。本編はグラインドハウスのDVD特典になるはずだったが、いつのまにか映画館で公開されることに。キャストも豪華。ロバート・デ・ニーロ、スティーブン・セガール、ミッシェル・ロドリゲス、リンジー・ローハンetcetc。

しかし、作品の方はもうB級を邁進。銃、刀、、おっぱい、血、おっぱいといった具合。これも秘宝読者向きだな。で、私も好きだな。

B級はB級なんだけど、しっかりと米国のメキシコ移民問題を扱ってたりする。血とおっぱいに隠れたテーマ性は結構明確。

個人的には、片目のミッシェル・ロドリゲス姐さんがめちゃかっこいいっす。


キック・アス

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ヘタレ主人公がスーパーヒーローになる話、というと、サムライミ版「スパイダーマン」が浮かぶが、この「キック・アス」も出だしは似てる。ただ、スパイダーマンは徐々にコスチュームがカッコよくなっていくのに対し、こっちはダサいコスのまま。
それに、本作には主人公の相棒として小さい女の子のヒットガールが登場するのだが、この幼い、文字通り暗殺者が残虐なこと。殺し、弑し、ころしまくり。私の愛読する「映画秘宝」の読者がいかにも好きそうだ。そういったテイストを加えつつも、しっかしと主人公の成長物語のベースは押さえていて、最後にはなぜか弱っちかった主人公の顔がえらくひきしまって見えたりする。


さや侍

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松本人志監督3作目.
結論から言うと、「普通に」面白かった。この「普通に」が問題で、こんな映画ならまっちゃんでなくてもいいじゃん、と思う。例えば、板尾さんでもいい(この映画はなんとなく板尾さんのにおいがするのだが、脚本参加しているせいだろうか)。そこが不満。面白かったのだから不満を言うことはないかもしれないが、やはりまっちゃんの映画を見に来ている訳で。そういう意味では、今回の小さくまとまっちゃったのよりは、色々問題のある「大日本人」の方が個人的には好きだ。

とは言えこの映画にも好きな点はある。なんといっても主役・野見さんの表情がいい。素人でよくあそこまで引き出せたなあ。野見さん最後のシーンで、片手をバッと挙げたところはかっこよさすら感じた。異常にませた子役もいい。
個人的に好きなのは伊武雅刀さんの「切腹を申しつける!」回を重ねるごとに口調が変わっていく。ここはこの重ね方もよく練られていたのだが、伊武さんの演技もそれにマッチしていてよかった。

大好きなポリス・ギャグムービー「ホット・ファズ」の監督エドガー・ライトの最新作。舞台はカナダ。先日観た「エンジェルウォーズ」もそうだが、この作品も日本のアニメやゲーム文化に影響を受けていて、主人公な彼女とつきあうために7人の元カレと戦うのだが、アニメによる回想シーンがあったり、バトルシーンや相手を倒すとコインゲット、レベルアップなどの設定が基本、ロールプレイング+格闘ゲーム。分からない人にも十分面白く作ってはあるけど、分かってる人ならもっと楽しめるだろう。私が気付いた...ってほどでもないが、ヒロインの髪がピンク→青→緑に変貌するのは、実際にないアニメやゲームの色使いだし、格闘シーンで敵の女キャラが使っている武器が、「ソウルキャリバー」というゲームであるキャラが使っている、鞭状に伸び縮みする剣にそっくりだったり。思えば、主人公の最初の中国系ガールフレンドの格闘も、なんかのゲームのキャラに似てるような...日本オマージュという意味では、元カレ軍団の中に「タカヤナギ・ツインズ」という双子が出てくる。一言もしゃべらないんだが(笑)でも、かっこいいぞ。

エンジェルウォーズ同様、音楽の使い方が効果的でまた気に入った。全然方向性は違うけど、この二本が2011年の私的暫定ベスト。

エンジェルウォーズ

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ザック・シュナイダー監督の「サッカーパンチ」改め、「エンジェルウォーズ」を観た。なんで邦題が変わったか...原題ではさすがに分かりにくいからか(サッカーパンチとは、「予想外のパンチ」の意味)?
事前情報では、主人公の女の子がニーハイソックスにセーラー服で、刀持って戦うらしいというので、アニメ「BLOOD」や井口昇監督の「片腕マシンガール」あたりに影響を受けつつ、ハリウッド的にノーテンキなアクション映画を観る前は想像してた。

...全然違ってた。
まず、この映画が多層構造になってる上、説明もほとんど入らないので、観客の中には冒頭の展開で置いていかれる人もいると思う。最後まで観て初めて、その全貌が見えてくる(疑問点も残るが)仕掛けになっている。

もう一つ、この映画の扱うテーマは非常にダーク、かつ重い。ラストも決して爽快とは言えない。がそれだけに、観終わった者には強烈なメッセージが残される。そしてもう一度見たくなる。

アクションもよく出来ているので、戦場に漂うダークな空間に慣れれば、楽しめると思う。最初に日本へのオマージユなのか、寺と僧侶ぽい人が登場するのに、外には鳥居らしきものが見えてるのはご愛嬌。日本にもそういうとこありそうだし。

また、音楽もいい。冒頭のユーリズミックス「Sweet Dreams」のカバーとか泣きそうになった。その直後に出てくる精神病院が「レノックス・ハウス」なのは遊び?

注:以下はネタバレ
前述のように、説明がほとんどないので、主人公ベイビードールが精神病院に連れられて行ったはずなのに、いつの間にか売春宿に舞台が変わっていたり、ダンスが始まったとたんに、周りが戦場に変わって戦闘が始まったり。戦闘に関しては、それがダンスと目的達成(アイテムのゲット)のメタファーなのだが、これも説明なし。私はその潔さはプラスに評価する。評論家の評価は、「ゲームみたい」とあまりよくないみたいだが、別にいいんじゃないの、と思う。

町山智浩さんの著書「トラウマ映画館」の発売を記念して、新宿ロフトプラスワンでトークイベントが開催された。ゲストは、町山さん、作家の平山夢明さん、イラストレーターの三留まゆみさん、高橋ヨシキさん、特殊翻訳家柳下毅一郎さん。「映画秘宝」ではおなじみの面々。

幼少の頃に見たトラウマになってる映画ってありませんか?変にこわい映画だったり、暴力、セックスだったり。
私のトラウマ映画は、子供の頃テレビで見た、旅客機がアマゾンなかにかに墜落して、奇跡的に生き残った少女がジャングルをさまようという映画。なんでトラウマかというと、「足にウジがわく」というシーンがあってそれが怖かったのだ。

「トラウマ映画館」は、町山さんにとってのそういったトラウマ映画を集めた本。テレビ東京の昼とかに流されていたものが多く、日本でもDVD化もされていないものが多いが、今回書籍化にあたって町山さんは全部観たそうだ。トークショーはそういった映画をYouTubeを使って紹介しつつ、トークをくりひろげる趣向。前半は町山さん一人ゲストだったので、そこそこトークしていたけど、後半は他のみんながしゃべって、町山さんはそのネタの動画をYouTubeで検索する役に終始(笑)。

なんでみんな、こんな同じ変な映画の体験があるのかというと、テレビでやっていたからなんだね。DVDがあり、好きな映画を選択して観れるようになった現在と違い、昔は観る映画を選べなかった。だから全部観ていた。それでこういうトラウマ映画が生まれたと町山さん。ここにいるゲストの方々は、そういった体験があって今のお仕事をされていることを考えると、今の「トラウマ映画」が生まれにくくなっている状況は少々残念かも?

大変面白いイベントだった。19:30から始まって23時すぎまで、あっという間。トーク後にサイン会があったのでサインをいただいてきた。「未公開映画を観るTV、続編はあるんですか?」と聞いてみた。障害はどうやらスポンサーにお金がないせいらしい。

ここで紹介された映画の一覧を、記憶とtwitterでいただいた情報を含めてリストアップしてみる。

裸のジャングル(The Naked Prey/1966)
メル・ギブソンの「アポカリプト」はシーンから何からこれの丸パクリだそうだ。しかもこの映画はthanks toにも何も書かれてないそうだ。ところで、町山さんがメルギブ主演で、ジョディ・フォスター監督の映画が制作中らしい。何それめっちゃ見たいんですけど!(ちなみにタイトルはThe Beaver。beaverはアメリカでは女性性器を表す俗語です。すごいタイトルな訳です)

肉体の悪魔(The Devils/1971)
ケン・ラッセル監督。予告を見た限りでは、すごす映像がスタイリッシュですごく見たたくなるが、日本ではDVD出てないらしい。町山さんに言わせると、ケン・ラッセルは個々のシーンは凄いけど全体としては○○...らしいが。

妖精たちの森(The NIghtcomers/1971)
「お坊ちゃま、お嬢ちゃま、何をなさっているんですか?」「何って、セックスだよ」w

愛と憎しみの伝説(Mommie Dearest/1981)
実在したハリウッド女優、ジョーン・クロフォードの養女虐待を扱ったドラマ。こういう実話が映画化されちゃうのも凄いな。

不意打ち(Lady in a Cage/1964)
平山先生のトラウマ映画。タイトルがかっこいい。

真夜中の恐怖(THE CORRUPTION OF CHRIS MILER/1973)
女性がチャップリン風の男に殺される話。チャンプリンがあきらかに真似してる様がふざけてる。

メイク・アップ(Death Game/1977)
男が女性二人を家に連れこむものの、その二人に虐待された挙句殺されるというひどい話。出演者の一人、コリーン・キャンプは「死亡遊戯」、つまり、"Game of Death"にも出ている。Death GameとGame of Deathの双方に出た女優!

ドーベルマン犬の島
三留さんが印象に残ってる映画らしい。ドーベルマンはあまり関係ないらしい。

ブラックエース(Prime cut/1971)
三留さんがここで披露しようと思って持ってきたら、ベータだったというオチ!これは、屠殺場で作られるハンバーグ?ソーセージ?の材料が実は人肉...という話。

カジノ・ロワイヤル(Casino Royale/1954)
柳下さんのトラウマ?カジノ・ロワイヤルの最初の映画化。この映画の1シーンのことが知りたくてコントラクト・ブリッジのルールを覚えたそうだ。

溶解人間(The The Incredible Melting Man/1977)
人間が溶ける話。

ローリングサンダー(Rolling Thunder/1977)
ベトナム帰還兵の話。片腕がフック船長みたくなってる。

ボディスナッチャー(The Invasion of the Body Snatchers/1978)
自分以外の誰かが、みんな宇宙人かなにかになってしまうという話が最近少ないという流れで出てきた。他にはウルトラセブンなど。ドナルド・サザーランド(キーファーの父)1回目の登場。

ゴジラ対ヘドラ
ゴジラの手が...グログロで当時の子供達には相当なトラウマ
日本のいちばん長い日
切腹シーン、通常は後ろからなのに、まっ正面から撮ってしかもそれがテレビで流れるという...
Andy Warhol's Bad/1977
赤ちゃんが窓からポイ...!女殺人集団の話。町山さんはウォーホルの映画ではこれが一番好きだそう。平山さんが言ったんだったかな?桐野夏生の「OUT」はこれを下敷にしてるんじゃないか説。

怪奇!吸血人間スネーク(Sssssss/1973)
人間がヘビ化するけど、大抵ヘビ化するとしょぼくなってしまう、とは町山さん談。

吸血の群れ(Frogs/1972)
カエルの口から手が出ている話。

イナゴの日(The Day of the Locust/1975)
ある男(ドナルド・サザーランド)があるきっかけで少女を踏み殺してしまったことがきっかけで群集の大暴動、大殺戮に発展するラスト。ここしか見てないが、おそらく最初の話からは想像もつかないラストなんだろう。



ところで、私のトラウマ映画だけど、今検索してみたらあっさり見つかった。「奇跡の詩」だそうです。ネットすごいな。

英国王のスピーチ

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誘われて、「英国王のスピーチ」という映画を見た。

「英国王」とは、現エリザベス女王の父、ジョージ6世のこと。
ジョージ6世は、幼少期から吃音の症状に悩まされてきたそう。この映画を一言で言うと、「言語障害を持つ国王が、練習の末、9分に及ぶ作文の朗読に成功しました!えらい!」、それだけで終わってしまう話。

ストーリーはまあ実話に基づいているので、あまり広げようがないだろうが...ではこの映画の魅力は何かというと、脚色、そして役者につきる.
特に、コリン・ファレル演じるジョージが、最後に戦争スピーチをする部分は感動もの。コリンの吃音の演技がまたうまい。これを楽しむだけでも映画の価値あった。

映画館は、アカデミー受賞まもないということで、大盛況。10時すぎに行ったのに、次席がとれるのは12:40の回とか...その回でも席が他に空いてなくて最前列で観るはめに...

アンチクライスト

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ひっさびさに映画館で観る映画。ラース・フォン・トリアー監督の新作と聞いて。
最後に、「タルコフスキーに捧ぐ」とあるけど、これってタルコフスキーっぽいの?よくわからない。サクリファイスのあらすじを読むとなんかそれっぽい感じではあるけど。

この映画はホラーに属するのかな?残虐なシーンはそれほど多くはない(あるにはある。足に穴あけて思い石のやすりをくくりつけられるとことか)。この映画の怖さは、何か心理的なものに起因している。セックス中に子供を転落死させてしまったことから、妻の方が徐々に精神がおかしくなっていく。なんらかの恐怖の原因になっていると考えたセラピストでもある夫(ウィレム・デフォー!)が彼女を森に連れていく。なんで連れていかなきゃならないのかはわからんけど、まあ直接触れることで克服するということなんだろう。その試練を経て妻は回復したかに見えるのだが、実は狂気=森への従属=アンチクライスト=悪魔?が進行していくという話。途中から、音楽と映像の力だと思うが、漠然とした不安がどんどん増幅されていく。森が怖い。ヨーロッパ人にとって怖いものは、森らしい。そういえば、ヴィレッジなんていう映画もあったな。あれはアメリカ人が作ったからダメになってしまったのかもしれない。下手なスプラッターとか観るより、よほど怖かった。

松嶋×町山 未公開映画を観るTVがネットで映画の販売を始め、更にDVDの発売も開始、ということで、スペシャルトークショーのイベントがあったので、行ってきた。

今回は、水道橋博士と町山さんは出るものの、松嶋さんは登場せず。ギャラの問題?
しかし、シークレットゲストが来るということが事前に通知されており、期待に胸をふくらませて待つ我々の前に最初に現れたのは...寿(ことぶき)司(つかさ)。映画芸人で、ノンストップ上映の時に参加した人。これは予想通りで、今度こそ...で出てきたのが、マキタスポーツ!会場大コケ。で、今度こそ今度こそ...で出てきたのが、なんと、長州力!うわ、今度は本物や~。小力でなく。そして町田さんに花束贈呈。

長州さんは花束を渡したら帰るはずが、その後も残ってくれてトークショーに参加。
トークショーは、それぞれのゲストが映画のいいシーンを選んで上映し、裏話などをトーク。
びっくりしたのは、長州さんは意外と映画好き!ゴッドファーザーとかが好きらしい。そして、今回未公開映画の39本を全部見てくれたそう。

長州さんが更に面白かったのは、その天然というか、ぶっちゃけトーク。ステロイドの回で、「誰か外人レスラーとかステロイドうってるの見たことありますか?」とふられた長州さん。「見たことはないですけどね~若いのが海外行って、全然身体違って帰ってくるの見ると、「こいつやったな」って思いますよ」一同爆笑。あとは、911の真実みたいなビデオを、移動中に見せるとか。

あと、意外と収穫だったのは、マキタスポーツ。歌まねなんだけど、対象の相手に声を似せるという訳ではなく、なんというか、精神や哲学的な真似。これは面白い。

ということで、大満足だった。ちなみにこの時のツイートがこちらにも。

交渉人the movie

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サミュエルLジャクソン&ケビンスペイシーじゃないよ。米倉涼子の方だよ。
TVのドラマシリーズの映画化。ハイジャックムービーだが、まあまあよくできていたんじゃないかな。
ただ残念なのは、飛行機!おもちゃみたい。キルビルなら通用するけど、今どきCGとかでなんとかならなかったんかな。
あと、宇佐木が心臓病ってのはやや唐突な設定だったな。



Dr.パルナサスの鏡

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撮影中に重要な役回りのヒース・レジャーが急死。残りを3人の役者が補った...という話は観る前から聞いていた。
いったいどうやったのかと思っていたが...なるほどこういうことか。元々がファンタジー的世界の話なので、こういうことが受け入れられる素地があったのはラッキーだったが、非常にうまくやった。欲を言えば、ラストシーンはヒースで見たかったが、急逝は実に残念...

私はギリアム作品が好きだが、12モンキーズを別にすれば、バンデッドQやバロンのような世界観のが好きで、本作はまさにそっち系。ダイナミックな大きさのアイテムがどーんと配されているとそれだけでドキドキする。それに比べるとストーリーは比較的単純だが、飽きさせない。

今年見た中では、一番面白かったかな。



bitch slapとは英語で、「平手うち、びんた」のこと。この映画ほどタイトルが内容を表してる映画ないだろう。文字通り、「ビッチがスラップする映画」。

という訳で、この映画には3人の巨乳ビッチが登場し、大暴れするのだが、カメラのアングルがいきなり露骨に3人の谷間、谷間、谷間のドアップ。その後も谷間だらけ。プレイボーイのモデル紹介ビデオかというような映像は、意図的にやってると思われる。

ストーリーも、一応どんでん返し的満載なのが用意されてるのだが(トランクに押しこまれた男をめぐって仲間割れって、なんとなく『レザボア・ドッグズ』を意識してるような...)、そんなことよりも谷間とびんた、格闘、銃撃、爆発などを楽しもう。また、ビッチの一人がスパイとして活躍する場面もあるのだが、そのシーンが露骨に合成だったり、スパイらしからぬど派手な衣装で空中を舞ったりするから笑う。

あと笑いどころは最後のクライマックスシーン。ドシリアスな場面で、3人とも鼻血を垂らしつつ演技。

こういうエロバカというか、しょーもない映画は私は三度の飯より好きである。

Liar Game the final stage

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ライアーゲームの劇場版。

ひとことで言うと...capsuleのプロモビデオか(笑)
劇場版用の曲だけでなくて、capsuleの「JUMPER」とか流しまくり。ヤスタカ独壇場。あたりまえなのだが。

で、感想だけど、なんかTVドラマ見てるみたいだった。劇場でわざわざやる必然性があったのかは疑問。ここにCM入るの?というような変な引きの間とかあるし。
ゲームの内容は、原作とは全然違ってた。おかげ(?)で、どんでん返しの連続。フクナガも原作と違ってバンバン裏切るし。まあ、オリジナルでよく考えたなとは思う。が、それまでか。

私推しの恵里香様wは、なんか雰囲気変わってたな。最初の頃のカンザキナオのイメージから若干ずれてきているような...



サマーウォーズ

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映画は、終わりよしをもってよい映画となる、というのが私の持論である。
しかし、この映画に関しては、その持論を打ち破り、開始1時間ほどで今年見たベスト映画であることが確定したばかりか、アニメにおいては、私的歴代ベスト5本に入る評価が決まってしまった(もちろん、最後まで見て、その評価が覆ることはなかったことも付け加えておく)。

この映画は、いろんな視点からほめることができるが、私は、「アニメっぽくない」というところからほめたい。この映画は、「OZ」という仮想世界と、現実の世界を扱っている。これは実写であれば、仮想世界をCG表現すればよいが、アニメの場合、どちらも「絵」なので、その区別が難しくなる。しかし、最初に「OZ」が登場した瞬間、これは仮想の世界であるという認識がされ、以降、それが混同されることはない。また、この世界が美しいんだ。そこに登場するカリスマ、キングカズマはかっこいいし、敵である無名のアバターとの戦いも、この世界だけで完結していてもいいくらい。しかし、それを現実とリンクさせる(キングカズマと主馬)ことで、より大きな感動を生んでいる。

物語については、えらく古くさい話だと思った。田舎の大家族。一家をしきる気丈なおばあさん、うとまれる庶子など。健二が連れてこられるのが、そのおばあさんに、偽のフィアンセとして紹介するためとか、吉本新喜劇か(笑)。あと、手をつないでほんとうに真っ赤に染まるとか、キスされて鼻血出すとか、何時代だという(笑)。
しかしそんな古さが、現代的なアバターの世界とのギャップを示す意味ではよかったのかも。

この映画は、コミュニケーションの重要性、家族の重要性をストレートに訴えるが、同時に数学オタクや引きこもりゲーマーの成長物語でもある。その点はかの富野監督の「キンウゲイナー」と共通している。映画とシリーズものを比較するのはフェアではないが、こちらの方がよくまとまっている。

終わってからエンドクレジットで気付いたのだが、「時をかける少女」で主演の声をやった仲里依紗が、38歳のおばさんの声をやっていた。どれだけ芸の幅広げるのか、この人。



私が毎月読む雑誌は2誌。サイゾーと映画秘宝。今回、その2誌の表紙に杉本有美ちゃん(秘宝の方は3人で)。これは私に見ろと言ってるようなものだろ。ということで見に行った。
今回、監督は3人。第1章を坂口拓、第2章を井口昇、第3章を西村喜廣。
どのパートも山のような血しぶきと、笑いネタの連発、そしてアクション満載なので、混沌とはしているが、若干章ごとに特色が出ている。他の意見もそうみたいだが、この中では第1章がわりと好き。特に、1カットを長回しで撮った商店街の方々との戦闘。ラスボスがガキのおばちゃん2号!
アクションもいいが、今回はかなり笑える。井口監督は「これは差別がテーマ」と語ったそうだが、シリアスなシーンですらギャグを入れてきて、あまり説得力なし(笑)。もっとも、防衛長官?や総理大臣をメッタメタにしてしまうので、笑いがないとかなりきついのは確かだが。

ゼブラーマンの続編。続編といっても、鈴木京香らは出演せず、話も15年後にとび、主人公は記憶を失っている。2025年東京はゼブラシティと化し、1日2回、5分ずつ警察が民間人を殺していいゼブラタイムが導入されている。また、今のゼブラーマンは真っ白になってしまっている。それは、遠心分離機で黒い=悪の部分を分離されたからで、その分離された部分がゼブラクイーンとなっている。物語はみんなが想像できるように、白と黒=善と悪の相克のような展開になっていく。話自体には大した重みはない。三池作品はおしなべてそうかもしれんばいが。見どころは、やはり仲里依紗のクレイジーな演技&アクションか。これと時かけをやってるんだから、演技の幅も広がろうというもの。

第9地区

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この話は、優れたSFだと思うが、そこに描かれているのはやはり現実の世界で起きていることのメタファーだと思う。場所がかつてアパルトヘイトが敷かれていた南アフリカというのもそうだが、宇宙人たちを狭い居住区に隔離しておしこめる様子はまるでイスラエル、ガザ地区のよう。この物語の主人公であるヴィカスは、陽気でちょっといいかげんぽい白人。どこにでもいそうな兄ちゃんだ。彼は第9地区ではエビのような宇宙人に対する軽蔑、蔑視を隠そうともしない。つまりこれが一般市民の意識だということなのだ。そんな彼の身に大変なことが起こり、苦悩しつつも彼は宇宙人を助ける立場になっていく。つくりとしてはアバターに似たテーマがあるが、こちらの方がもっと共感しやすいと思う。宇宙人の造形がまた、絶対にお友達にはなりたくなさそうな造形をしていて、これもグッド。最初からかわいい宇宙人だったら、違った映画になってしまったろう。「寝返った」ヴィカスと宇宙人が、人間の部隊と戦闘になるのだが、ヴィカスは人間をどんどん殺す。戦争なのだから当然なのだが、これも現実の世界で起きている事なのだ。
面白かった。これは今年の映画で今のところベスト。

元CIAの情報部員やら、その奥さんやら、その奥さんと不倫してる財務省やら、財務省と不倫してるジムのお姉ちゃんやら、ごちゃごちゃと人が出てきて、やたら人間関係が複雑。しかも最初は物語が別個に動いていて、ところどころ謎がある展開。どうなるのかな~と満てると、いきなり○○が殺されて突然物語が動きだす。これはコメディだねえ、しかも血が出てて相当ブラック。でもこういうのは悪くない。


トランスフォーマー第2作。前作の私の評価はそんな高くなかったと思う。
今回のは...一言で言うと、ミーガン・フォックスがエロい。
そんなことじゃない?うーん、ロボットが変形したり、戦ったりするのを楽しむ映画。そうでしょ?まあ面白かったよ。CGもよくできてたし。ストーリーはまあ、とってつけたようなもんだし。いいんじゃない?今回も2時間半だったけど、そんなに長くは感じなかった。どうでもいいパートは飛ばしてたけどさ(笑)
で、結論は、ミーガン・フォックスがエロい。

デス・プルーフ

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ロドリゲスのプラネット・テラーと組になっていたタラちゃんの作品だが、ずっと未見だった。最初の方は、ただだべってるだけの時間が数十分なのだが、その中でちょっとずつ狂気をしのばせていって、ある時カタストロフィ...という作りはうまい。ゾゾっとする。そこから一転して後半は、ハチャメチャカーアクション。別の映画が2本つながってるみたい。なんとなく、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」を連想させる。
あ、そうそう、プラネット・テラーのローズ・マッゴーワンが、全然違う雰囲気で出ていたので、最初気付かなかった。

古代少女ドグちゃん

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「きょーれつ!もーれつ!!古代少女ドグちゃんまつりスペシャルムービーエディション」がシネマート原宿で開かれていたので行ってきた。
古代少女ドグちゃんとは、縄文時代の妖怪ハンター少女ドグちゃんが、現代に甦り妖怪をうつ物語。
ドグちゃんは、土偶風の神様で、土偶コスプレをしている(こんな感じ)。
毎日放送などで放送されたドラマなのだが、残念なことに関東では放送がなかった。今回は、TV版を編集したものと、パイロット版を放送。
TV版は、なんというか、一言で言うと「おっぱいぷるんぷるーん」てな、中二妄想的世界。バカバカしい。「片腕マシンガール」の時よりは、TVのせいかグロさが若干おとなしめだが、ところどころで遊びが。
2分間の休憩(ここにも遊びあり)の後、今度は「パイロット版」を上映。監督は西村喜廣。これが、TVとはまるでテイストが違ってて、観客は口アングリ。これ、本当にパイロット版?まず、主人公がアイドリングの矢澤恵里香じゃなくて、亜紗美って。もうこの時点で設定が同じの別作品。他にも、TV版は中二風のエロだったのが、こっちは完全大人のエロ。しかも血が飛びまくり。もう凄いです。笑うしかない。こんなの絶対TVで放送できないよ!あまりに凄すぎて、これはこれで別シリーズとして見たかった。
本編終了後、まったく知らなかったのだが、トークショーがあって、井口昇監督、主演の矢澤恵里香、それと滝口ミラが登場。ミラは、2話に写真集だけで出演しているのだとか。知らんよ。トークは中々面白かった。ガールズトークで、井口監督が女子力高いとか、井口監督を花に例えると、矢澤「すずらん」に対し、滝口「ラフレシア」って。他にも滝口は「ドグちゃん全話見てましたよ~。ユー○ューブで」とか発言。あわててとり消す場面も。
いやー面白かった。TV編集だけでなく、1から作った映画も見たい。というかドラマ見たいな~

あ、そうそう。片腕マシンガールに続き、江口寿史がイラスト担当。主題歌は電気グルーヴ「誰だ!」これも我々年代には嬉しいね。


崖の上のポニョ

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金曜ロードショーで放送された「崖の上のポニョ」やっと見た。
面白かった。以上。
すいません。あまり他に感想ないんだけど。
とにかくモチベーションが低かったわりには面白かったです。
とにかくクラゲとか、魚とか、海とかの動きがすばらしい。あと海の中のお母さんの存在感。
話はあってないよーなもんですけど。
あと、宗介がバケツにいきなり「水道の」水を入れた時は思わず「やめて~!ポニョが死んじゃう!」と言ってしまった。


カナダ行きの機中で鑑賞。
ヘッドフォンの調子が悪く、無声で鑑賞。が、言葉はなくても大体筋がつかめるような話。
突然巨大化してしまった女の子がモンスターとともにエイリアンと戦う話。
女の子巨大化って、なんかウルトラマンというか日本っぽい。オマージュ?
とてもなんかフェチっぽさを感じる。
声はないが高評価。

相方さんがTVで録画した「フラガール」を見た。構成もいいし、役者もいいし(特に松雪泰子と蒼井優)、いい映画だあ~。
素材は炭鉱閉鎖に絡む対立構図とか、成長物語とか(挫折しかけて結束が強まるとか、わりとありきたり。ありきたりなだけに、どう演出で魅せるかが重要で、この作品は見事成功してる。駅のシーンとかね。あとは踊りを見るだけでも十分。

で、この映画見てて思ったのは、舞台がいわきなんだけど、福島弁は予想以上に茨城弁に近いということ。相方さんはなまってて全然分からないといってたが、私は結構通じる。頻出する「でれすけ」(超訳すると「アホ」という意味)は、茨城弁のものと思っていたが、意外に使われる地方が広いのだな。

このブログで何度も繰り返して言うが、マイケル・ムーアの映画はプロパガンタ映画である。そして彼は社会主義を標榜し、資本主義を、ブッシュ政権を、ウォール街を、大企業を排撃する。彼の映画は常にその視点のみから語られ、自分の説を人々に説得させるための構成、取材、映像のたたみかけ。彼の主義主張を嫌う人々は、この一方的な視点からの作り、主張の押しつけをいやがる。
しかし、それで切り捨ててしまうのはもったいない。この映画はエンターテイメントとして見るべきだ。まずはその構成を見てほしい。破産した人の家を企業が差押える⇒ひどい!そんな企業は従業員に生命保険をかける⇒そんなことってあり?いざ破綻してみると、政府はそんな企業に最大限の援助を⇒そんなバカな!
うまいでしょ。もう一つのポイントは笑い。今回のポイントは、デリバティブやサブプライムについて専門家がチンプンカンプンなことを言ったり、説明に困ったり。それがガチだから面白い。ムーアの得意技、突撃取材は、本人が有名になりすぎて使えなくなってきているが、それすらも逆に笑いにしている。
あと、今回この作品に追い風になっているのは、今までで一番タイムリーなネタを扱えていること。まさにこの映画を作っている最中に金融破綻が起きた。だからローン破綻で家に住めなくなった人も、工場への座り込みも、まさに現在進行中。ある意味ではおいしいね。

板尾創路の脱獄王

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ひたすら脱獄し続ける男の物語。構造は、比較的単純で、ちょっとした仕掛けあり。「歌うんかい!」的なね。その歌が、実は大日本人で使われたのと同じ「ふれあい」。その他にも、なんというか、昭和のペーソス的味わいが共通してるのは、年代も松本と似通ってるからか。話自体は、登場人物たちは最後まで真剣なのだが、オチは言うに及ばず、主人公がなぜ脱獄し続けるのかという理由についても、ちょっと考えれば実にバカバカしい。そのバカバカしたに辿りつけると、この映画の面白さが見えてくると思う。作品制作にあたって、「クロマティ高校」の山口雄大が参加しているようだが、そのあたりの薫陶だろうか。
それ以外にも見どころはある。それは板尾さん自身だ。全編通して、板尾さんはほとんどしゃべらないのだが、演技しているのかしていないのか、天然なのかそうでないのか、なんとも言えない表情をしている。それが実にいい。得してるよなあ。

アサルトガールズ

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なんていうか、一言で言うと、凄い。
何が凄いって、この時間の使い方。2時間でなく、1時間の映画ですよ。その1時間で、物語がまったく進まない、というか、そもそも物語が存在しないんだ。
一言で言うと、仮想のゲーム世界で単独行動しているゲーマー達が、パーティを組み、ステージをクリアする。それだけ。他に余計なものは一切何もない。
この展開のしなさっぷりは、「ケルベロス・地獄の番犬」を超えて史上最凶。
新しいことも、実はほとんどないっス。世界はアヴァロンのまんまだし、うまそうに飯を食うシーンとか。確かに半熟玉子のハムエッグ?はうまそうだ。この映画の唯一のクライマックスと言ってもいい。

いろいろ言ったが、これはパンピー向けの話であって、戦闘シーンなどが楽しめるので私には十分。てか、本当にそういう見方をする映画なんだと思う。

ウォッチメン

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アメコミ原作の映画?信ジラレナ~イ。凄い。単純明快とは言えない筋、勧善懲悪におさまりきらない人間関係、そしてハッピーなのかよくわからないエンディング。あとキャラクターも。ロールシャハな顔面とか、終始裸で光ってるキャラクターを出し続けるとか。このDr.マンハッタンの表情がまたいい。白目なんだけど。感心いたしました。
この映画って、当初はギリアムがメガホンをとる可能性もあったのね。それはそれでまた凄いものが出きたような気もするけど。

もうすぐ2010年。と、いうことはゼロ年代はもう終わりですよみなさん。
映画秘宝が「ゼロ年代ペストテン」特集なので、私も選んでみます。ふりかえってみると、どこからがゼロ年代か分からないので、調べないといけないのだが。

  1. マルホランド・ドライブ(2001年) デヴィッド・リンチ最高!一見なんでもない物語にちらちら現われる不気味な影、突然の展開、広がる疑問符、またまた唐突な終焉、幾通りにも解釈できそうな深い構造、でも正解は一つ...なのかもしれない。

    (Amazonで4977位)


  2. メメント(2000年)
    1位に比べると、構造は大部単純だが、大きな仕掛けがあり、それがこの作品のキモそのものでもある。観客は最初は何のことやら分からないぶつ切りの物語に当惑し、やがてある時点でその構造に気付く。知的興奮を満足させる実験的な逸品。

    (Amazonで7467位)


  3. 少林サッカー(2001年)
    1、2位とはうって変わって、一見バカ映画、だが熱い。少年マンガの世界をうまく映像化した。試合のシーンは何度見ても飽きない。

    (Amazonで34178位)


  4. チーム★アメリカ/ワールドポリス(2004年)
    こっちは、毒のあるアホさ。でもアホさが凄すぎて神の領域に達した作品。

    (Amazonで28429位)


  5. ドッグヴィル(2003年)
    こういう実験的な作品は好き。これをやった勇気はすばらしい。
    あと村人たちにひたすらやられちゃうニコール・キッドマンもすごい。

    (Amazonで6751位)


  6. M:I-2(ミッション・インポッシブル2)(2000年)
    ジョン・ウーというものを知らない頃に見て、独特のアクション演出にはまる。後で彼のシリーズを見てみると、結構似たような感じであった。

    (Amazonで12149位)


  7. チャーリーとチョコレート工場
    故マイケルジャクソンを追悼したくなるジョニー・デップの演技。
    あとミュージカルの歌に。

    (Amazonで536位)



  8. シン・シティ
    映像がカッコよい。

    (Amazonで9633位)



  9. イノセンス(2004年)
    唯一、日本映画から。ダーク押井の一つの頂点かと。CGの使い方としても。

    (Amazonで2997位)



  10. スクール・オブ・ロック(2003年)
    ジャック・ブラックとロック魂が最高。

    (Amazonで573位)


うーん、思いきり偏ってますね。意外とタランティーノは入らず。秘宝でも「キル・ビル」はトップ10入りしてなかった。微妙なんだよね。ロバート・ロドリゲスは入ったけど。
上位を見ると、好きな映画はゼロ年代前半が圧倒的に多いな。最近「これは!」というのにあまり出会ってないかも。

次点...「ソウ(SAW)」は入れてもよかったかな。

カイジ

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福本信行、藤原竜也、天海祐希ファンである私が、映画化カイジを観て来ましたよ〜
映画化の予告編を観て「どうすんねん?」と思った。何しろ映画は原作の3つの勝負を包含しているらしい。原作ではこれらのそれぞれが単行本数巻分になるだけでなく、その内容は緻密に計算されたもので、どんな細かい断片も省略不可能に見える。下手すると、流れを追うだけのダイジェスト映画になるか、省略し過ぎて原作の面白さを奪ってしまう。そんな懸念が先に立った鑑賞となったが、結論をいえば、非常にうまくやった。まず第1の勝負限定ジャンケンを大胆にカット。それだけでなく、ちゃんと後への伏線を残している。原作では後のエピソードになる地下の労働を敢えて挟んで次に繋げたのもGJ。電流鉄骨、Eカードも、重要なシーン(石田さん、利根川の「蛇」)は残して、大幅にアレンジ。まさに鉄骨渡りの芸当。
長い原作の映画化としてはお手本のような出来と言える。ただやはり不満も残る。Eカード、カイジが奴隷側ばかりやっていたのでは、利根川は普通に勝つ確率が高いので、途中まで利根川の強さが強調出来てない。不利とされる奴隷側でも勝つ処を入れた方が良かった。
藤原君、やはり演技派。カイジにはかっこよ過ぎかと心配したが、ちゃんとカイジの情けない部分が出せていた。ただ、若干アニメの萩原聖人に似てるような...意識した?

あの「シャネル」の創始者、ココの物語。デザイナーとしての映画ではなく、デザイナーとして大成するまでが主で、新しい女性の生き方を求める姿にスポットが当てられている。今までのような燦びやかな衣装ではなく、シンプルを旨としたファッション、自立する女性に合ったファッション、それは、男に飼われることを拒否したココが生みだしたと。しかしなあ。そのまま仕立て屋でいてもよかったのに、自らが出世するチャンスをうかがうために、結局は男に援助してもらう生活を続け、イケメン別の金持ち男が現れたらそっちにのりかえ。欲の強い女性なんよね。そんなんでなければ、あのシャネルはあんな大きくならんか。あと2つ、ココの映画が作られているらしい。そっちは違う切り口なんだろうか。

しんぼる

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松本人志の映画第2弾。やっと観る時間ができたので観てきた。
ネタバレを多分に含んでると思います。直接的には書かないけど。
最初、メキシコのレスラーの話と、白い部屋に閉じこめられた男の話が並行して進んでいて、どこかでつながるのかな?と思いつつも、話はどんどん進行していく。ある時点で、つながりに気付く。気付くと同時に、ある人物のある行動の意味が分かるようになっている。その仕掛け、結構うまくできてる。最後の方はもう謎解き。なので、やや長さ的には冗長という気がした。やはりメインは白い部屋の男でしょう。もう細かいところからいちいちおもろい。やっぱり松ちゃんは映画という媒体でお笑いいがやりたいだけ。「頭頭」の頃から変わってないんだと思う。なので、「映画でない」とか「演技がヘタ」という映画的観点でこの作品を語っても、実はあまり意味がない。

ノーカントリー

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終わり方が、めちゃ唐突。、なんか妙な味を残す。
それ以外は、クールな殺し屋がいい。その、逃げる奴が金の入ったかばんをもちにげしたんで、どっちもどっちなんだけど、心情的には逃げている方を応援したくなる。逃げる方も頭いいのよ。モーテルの排気口にかばんを隠すんだけど、その部屋じゃなく隣の部屋で見張ってるとか。しかし、追っ手はそれを上回ってどこまでも追ってきていやらしい奴。とにかくしつこい。で、武器がなんか空気ボンベで刃をとばすみたいなの。それがまた怖い。

だっけか?機内観賞。
別に、ドラゴンボールだと思わなければ、普通のアクション映画として見れるのでは。最初、誰が亀仙人だか分かんなかったぞ。まあ、そんなもんだ。他にも、クリリンとか天津飯とか、わかんないけどいたのかもな。スーパーサイヤ人モードもなしか。まあ、そんなもんでしょう。マトリックスの方がよっぽど戦闘の雰囲気は出していたかな。でもまあ、そんなもんです。


X-Men Origins: Wolverine

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音声が小さいんでよくわからないんだけども。
なんか昔の戦争から参加しているヴァンパイアみたいな兄弟なのね。それがある時たもとを分かって、いろいろあった挙句ウルヴァリンに改造されることになる、と。
なんか爪が出てくるのはもともとなんだけどそれを金属の爪に改造するとか。
それでその改造した博士といろいろあった挙句闘う、そんな話。
印象は...特にないかなあ。あんまりウルヴァリン好きじゃないんだよね。

Obsessed

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これ、日本で公開されたっけ?
一言で言うと、危険な情事みたいな話なんだけど、狙うのが白人女性、狙われるのが黒人男性(妻子持ち)というのが目新しいところ?奥さんがビヨンセ。
そのストーカー役の、Ali Larterは目つきはやらしいんだけど、迫力が今一つかなあ。
ビヨンセとのキャットファイトは評価が悪いみたいだけど、それはそれでいいんじゃないかな。

Star Trek

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新しいほうね。機中観賞。
なんか音声が小さかったんでよくわからんかったけど、初代スポックが出てきて、なんかいっぱいべってた。
印象に残ってるというとそのぐらいかなあ。そのスポック役の名前がエンドロールまでずっと思いだせなくて...
ああ、レナード・ニモイ。そうそう。

アイアンマン

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ロバート・ダウニーJrふたたび。
アイアンマンは他のヒーロー物とはちょっと毛色が違う。まず、凄いのは主人公自身ではなくそれを包むパワードスーツ。次に、主人公は兵器産業の社長という。こういったちょっとねじれた設定で、ありがちな悪と闘うオーソドックスな展開。このギャップが結構よかった。唯一の難点は、前半に出てくるアフガンのテロ組織。明らかにタリバンを意識していると思われる上、こいつらが子供は濬うは略奪、虐殺はするわ非道のし邦題。現実って、こんな単純じゃないよね。映画だから単純化はやむをえないのかもしれないが、アフガンの武装組織がみなこんなんと思われたらたまらんよな。
せめて、パキスタンとかサウジとか、無難な場所にすればよかったのにな。

ベン・スティラーの映画はよくできてる。ダメな奴が主人公で、本人はいたってマジメ。でも人を笑わせる。その真面目さが人をちょっと感動させ、でもやっぱり笑わせる。なんか分かってても魅せるうまさがある。
でも、今回のはちょっとばかり過激で下品。この映画、R指定になってるらしい、なんでなのかは分からんけど、これが原因なんじゃないかって個所は多々ある。
今回はジャック・ブラックは比較的おとなしめ。その代わり、黒人になりきったロバート・ダウニーJr.、それに原形が見るかげもないトム・クルーズ(その情報は事前に知ってたけど、エンドロール見るまで思い出せなかった)。

1作目"Alien"の邦題は「エイリアン」、2作目"Aliens"は「エイリアン2」なんだから、今回はオリジナルに沿った原題なのだろうが、邦題は「エイリアンvsプレデター2」でよかったんじゃ?
それはともかく。前回は南極の話だったので、まだ現実離れしてたが、今回のは完全にアメリカの街なか。こうなるとSF臭は完全に消えて、ただのホラーだね。それが悪いとは言わんが、なんか2つ集まってるありがた味がないかなと。

28週後...

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私は大人になってからは、ホラー映画は怖いと思ったことがありません。なんか作りもの感をどこかで感じてしまうんですね。この映画の前作、「28日後...」ですら、ヒロインの子はかわいいと思ったものの、怖かった訳でもなく。今まで唯一怖いと感じたのって、「エイリアン(1)」ぐらいですか。
そんな私ですが、この「28週後...」は怖い!どうしてか、考えてみたんだけど、登場人物やその状況に感情移入できないと、怖いとは思えないんだなと。その点この作品はうまい。のっけから、ゾンビが襲ってきたのに、妻をおいて逃げだしてしまう夫。逃げきった夫は、28週後に子供たちと「妻は死んだ」ということにして再会。ところが、実はその妻が生きていて...どう、引きこまれるでしょう?
(軍の行う「コード・レッド」も含め、展開は、こうあってほしくない(頼むからやめて~)というものばかり。なので自然、全力疾走のゾンビが怖いのなんの!よく設定を活かしてるなと思う。
最後の結末も見事。最後にヘリに乗るとこで、みんなが「あーっ、それは...」と言うに違いない。
いや見事です。ホラー好きではないけど、2009年見た映画では第1位ではないかな。

アフガンからソ連の影響を排除するために、イスラム戦士の支援に動いたのは、実は民主党の議員だった...こんな事実も、いや、民主党どころかアメリカが今のタリバンを過去に支援していた事実さえ、一般のアメリカでは知れわたった事実ではないんだろうな。トム・ハンクスが演じる主人公チャーリー・ウィルソンはいかにもうさんくさい。冒頭では両脇を裸の女性に囲まれてハーレム状態だし。陳情団の扱いも、スキャンダル処理もいいかげんというか、その場しのぎ。あやしげな女性がパトロンについてるし...そんな事実を淡々とこの映画は描きだす。あまりにも淡々と進むので、日本人にはあまりピンとこないかもしれないな。でもその事実だけで、多くのアメリカ人には結構なインパクトなのだろう。つまり、そういう映画だ。

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序も見たので破。
新しい登場人物も出てきて、だいぶオリジナルと変わった...とみせて、基本線は変わってない...らしいのだが、わけわからんTV版、更にわけわかめの旧映画版を見させられた身からすると、あれ、ずいぶん分かりやすい?登場人物の感情とか行動原理が明確になっていて、テーマのようなものも見えるし、伏線もなんとなく。以降で、広げた風呂敷がまとめられるなら成功なんだと言える...かも?
しかし、何部作ってつくりは実はずるいよなあ。
今回も絵やCGの使い方はわりときれいでいいですね。使徒とか。

ターミネーター4

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ターミネーター4見に行きました。
例によって、事前情報は一切入れてません。
今回は、審判の日後の、スカイネットと抵抗軍の戦いが始まった頃が舞台。3からつながってるのかというと、つながってるともつながっていないとも言える微妙な感じ。
今回の主人公はジョン・コナーですが、もう一人注目の人物が、最初に登場するマーカス。今回は、ダブル主人公と言えるかも。この人については、最初から思い切り見え見えの伏線を張りまくっているので、正体とかはきっと、どうでもいいと思います。問題は、この人物をいかに、ターミネーターのストーリーのパターンにはめていくかということなのですが...
今回の話は結論から言うと、「地味。でもシンプルで、悪くないんじゃない?」です。話の出来としては、ラストも含め1や2には及ぶべくもないんけど、余計な枝葉をカットして、できる限り話をシンプルにしている。まとめると、
「ジョンコナーがスカイネット司令部に捕虜を助けに行く」。です。
ついでに、他のシリーズも略してみました。
1:「ターミネーターが過去にさかのぼってジョンの誕生を阻止しにくるが、失敗。」
2:「ターミネーターが過去にさかのぼってジョンを殺しにくるが、失敗。」
3:「ターミネーターが過去にさかのぼってジョンを再び殺しにくるが、失敗。」

ハプニング

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もうナイト・シャマランには騙されない!と思ったのだが、某所で「面白い」という評価があったので見てみた。
...見なくてよかった。
最初の、人々が自殺しようとする姿はちょっとショッキングだが、その後の展開は無理矢理の感が否めず。反応する人数がどんどん減っていってるのがなんか根拠なくて。ラストも御都合主義の極みかなあ。たぶんもう、騙されないと思う...

ネタバレします。
この映画はアレですね。怪獣映画を「ブレアウィッチ」のようなハンディカメラ視点で撮る。怪獣そのものよりも恐怖に駆られた人たちの心情や行動にスポットを当てる。ホラーとか人間ドラマととらえた方がいいかも。私はカメラで酔うことはなかったし、怪獣映画としては新しい試みなのでなかなかいいと思います。怪獣がなかなか出てこないところなんかは、セオリー通りとも言える。


ダークナイト

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観る前からいい評判ばかり聞こえてきた。かなり期待度高い状態で観賞。
ジョーカー役のヒース・レジャーの存在感は確かに圧倒的。それだけではなく、世界観の構築やストーリーも、ノーラン版の方がバートン版バットマンを上回っている。トゥーフェイスの絡ませ方が秀逸。続編があったとしてもレジャーが出られないのは残念だ。

先日、一生懸命書いたドラゴン、キングダムの感想が間違って消えてしまったので、すっかりやる気をなくしました。あの名文は二度と帰ってこない...
この映画、ずっと前に見たのを忘れていた。まあ所詮忘れてしまうような映画なんだろう、というと失礼か。
ジャッキー・チェンとジェット・リーのダブル主演。ということで、随所に両者を立てる心配りが。
まう、普通はどっちかを悪役にして対決させる方が盛り上りそうだ。子供の頃「マジンガーZ対デビルマン」という映画に期待して見にいったら、全然対決してなくてがっかりしたことがあった(歳がばれる)。それはさておき、ジャッキーとジェットは確かにちょっとだけ対決するのだが、あとはすぐ意気投合して共通の敵と戦う。また、狂言回しとして米国人の少年に同行して序盤~中盤メインをはるのがジャッキーで、一方孫悟空とその分身の坊さんという見掛け上おいしい役とクライマックスのボスとの対決をジェットがとる、という絶妙のバランスぶり、そんなことばっかり気になってしまう。所詮その程度の映画と言ったら怒られるか。
まあエンターテイメントとしては十分楽しめるものと思う。また女性陣の配役もいい。白髪魔女役のリー、ビンビンと中国人少女役のリウ・イーフェイ。特にビンビンちゃんは色っぽくてグー。
そんあ女性しか気にならないような、所詮そんな映画...(以下続く)


スピード・レーサー

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最初は、これ見ていらんないと思った。なんかインディのオーバルレース見てるみたいで、単調そうだし。一旦止めて、後で続きを見たら結構見れた。でもまー、なんていうのか、ガキ向けの映画ではあるかな。元々「マッハGo!Go!go」が原作だからね。

ゲット スマート

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機内鑑賞した映画の中ではこれが一番よかった。とにかく冒頭から最後までくだらないギャグのオンパレード。一瞬たりとも真面目なシーンを入れるまい、という心配りにあふれた作品。主役のスティーブ・カレルのとぼけた味も、なんとも癖になる。

リプレイスメント

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この辺になると、もう見るものに困ってるのがありあり。
ダメチームを指揮して復活させるというと、「メジャーリーグ」が頭に浮かぶが、まさにそんな内容のアメフト版といっていい。キアヌ・リーブスが主人公のSB役、監督がジーン・ハックマン。
ちょっと丁寧さに欠けると思うのは、ストをしている一流選手達は、主人公達に「リプレイス」されるので、当然悪役な訳だが、こいつらただストしてる訳じゃなく、執拗に嫌がらせをしてくる。動機がわからんな。妬みとしても、そこまでやらんだろ。自分達の賃金交渉を優先させるんじゃないの?
あと、主人公のサイドバックとチアリーダーがくつくのは、「セオリー破り」を強調したいのだろうが、どうも不要な気がする。
主演のキアヌ・リーブスは選手になりきっていて悪くはないので、惜しい。


88ミニッツ

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「88分後にお前は死ぬ」と謎の人物から予告を受けた大学教授(アル・パチーノ」のサスペンス。実は、この設定には重大な瑕があって、刻一刻と時間はカウントダウンしていくのだが、実は88分経過するまでは主人公は死なないのだ。それが分かってしまうと、多少白けるよね。
(デスノートのスピンオフでLが主人公の映画も実は、Lが絶対死なないという意味で同じ瑕があるんだよねー。だから見てないんだ。)
まあ、それなりに先は読めないんだが、最後に明かされた犯人は...ふーん、って感じだなあ。

ザ・マジックアワー

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話そのものは悪くない。どちらかというと、映画より舞台向きだけど。難点は、ヤクザの親分役の西田敏行がちっとも恐くないこと。伊東四朗あたりにやらせればいいのに。あと妻夫木はちょっと卑怯だなあ。故・市川崑監督とか、天海祐希とかカメオ出演がなにげに豪華。


ハンコック

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機中で観賞。
この映画、あまりいい評判は聞いてなかった。印象が最低の状態で始まったので、それほどひどくはない。ハンコックの暴れぷりとかはまあまあ。ただ、途中まで孤独なヒーローの線でいっておいて、いきなり仲間登場、という流れは唐突だな。流れぶちこわし。原作がそうなのかもしれないが。
しかも脈絡なくくっついといて、最後また元に戻ってるし。なんだか。
シャーリーズ・セロンのヒロインはまあまあ。


片腕マシンガール

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どうしてもローズ・マッコーワンの「プラネット・テラー」(片脚マシンガール)の二番煎じのような気がしつつ、気になっていたので観た。
結論から言うと、全然違う映画だった。前者はゾンビ映画だが、こちらはどちらかというと、勢いだけで作った香港のバカカンフー映画みたい。プロットもそうだが、あの手この手の奇想天外な(そんなバカな!)スプラッターシーン各所にツッコミどころ満載。で、ストーリー自体はおそろしくありきたりで単純(弟を殺され、片腕を失った少女の復讐物語、以上。)。役者の演技も。それを勢いだけでラストまで持っていってしまったというような映画。が、実はそれらすべてが計算づくでそのように作られている感じ。
私は血しぶきは恐くないし、楽しみでもないので、工夫の凝らし方とか、アクションを楽しむのがこの映画のキモなのだと思った。
ネタバレは続きで。

20世紀少年

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映画の方ね。
...これねえ。原作読んでない人になら、おすすめしていいかな。
何しろ、よくここまで原作の雰囲気を再現した。キャストのはまり具合といい(特にドンキーの生瀬勝久とその少年期役の子、カンナ役の平愛梨がいい)、プロットといい、T.レックスの曲まで。
が、あまりにも忠実すぎる物語は、原作既読者にとってはただの「知っている物語」になってしまい、新しい要素がなければ興味を失ってしまうというジレンマを生むことになる。まあ、提監督は「未読」の方を選択したのだろうな。
もう一つのポイントは、これが完結してないということ、中には終わって「あれ」なんて声も聞かれたが、第一部のまとまりとしてはなかなかだと思う。
...が、これ、三部作だっけ?あとの二部の方は構成が難しそうだなあ。だってあとは(ネタバレネタバレ)の連続だもんね。

スカイ・クロラ

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久々の押井映画。どうでもいいけどいつまで日テレはプッシュするんだろう。ポニョみたいなどじょうは柳の下にいないと思うのだが。まあいいか。
押井作品にしたら、かなり分かりやすい方だと思う。彼らは戦争してるけど、どういう背景で戦争してるかとか、「キルドレ」というのは何なのかについて、親切に説明してくれるセリフは一切ないけど、物語が進むにつれて自然と分かるようになってくるし。何より、さすが自分で言ってるだけあって、空中戦はなかなか見事。これだけで、DVD買う価値はあると思う。話の方も、私は好きだね。あの唐突な終わり方とか。原作があるからか、途中多少急いでいるようなところもあったけど、編集で工夫の跡もみられた。
これを観た後、ついでに「攻殻機動隊2.0」も見に行った。前のリメイクで、CGとかが変わってるだけらしい。これは、なんというか、予想通り爆睡。だってもう話知ってるし...ただ、声はみんな録り直し?人形使いの声が女性に変わっていた。

以前紹介したバカ映画のD.O,AをまたWOWIOWでやっていて、見ていてどうもティナ役の人に見覚えがあると思ったら、マリリン・マンソンのPV"Tainted Love"に出ている人だった。この"Tainted Love"は映画"Not Another Teen Movie"のテーマソングで、PVにもその映画のキャストが出ているらしい。で、そのティナ役の人(Jaime Pressly)はその映画に出演している人だったと。こんなうんちく、誰も沸からない、というか誰の役にも立たないよな。
うんちくついでに、そのJaime PresslyはD.O.Aではレスラー役だが、その父親は実在のケビン・ナッシュ。かのWWEにも在籍してことがある。で、そのWWEの「スマックダウン」のテーマソングには、一時期マリリン・マンソンの"Beatiful People"が使われていた。妙なところで妙なつながりがあるものですね。

http://en.wikipedia.org/wiki/Jaime_Pressly

サイレントヒル

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んー、なんつうか、いろんな意味でものすごくゲーム原作っぽい映画。ていうか、実際にそうなんだけど。

えー、全員(ほぼ日本人)のセリフを英語にして、なにがしたかったのかよくわからない映画。桃井かおりさん以外、学芸会レベルで恥ずいんですけど。で、見どころといえば、その桃井さんがバーンと立ち上がってくるとこ。以外は特になし。タランティーノ出したいだけちゃうんかと。

トム・ヤム・クン!

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いわゆるタイの格闘技もの。「マッハ!」みたいな。
ただ、見終わて残っているものというと...

タイ人は、象を大切にする。

てことぐらい?なーんか地味なのよね。それは、格闘シーンにCGを使ってないということではなく、(ワイヤーも使わず?)。ストーリーのせいかな?とにかく、象を中心に展開。終始、象好きなタイ人目線だからってことなのかな?


英文学の叙事詩らしいです。こういうの、忠実にやるとたいていつまんなくなりそう。
この映画の問題は、その英雄ベオウルフがなんか地味なマッチョなこと。
敵役のアンジーの方ががんばってるって、脱いでるし。いやまあ、マッチョも負けずに脱いでるんだけど、なんかそれはもうギャグの世界のような...

プレステージ

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これってあの「メメント」のクリストファー・ノーラン監督なんだよねえ。原作を読んでから映画を見たが、設定などが大胆に改変されている。おそらく、映画としての分かりやすさを追及した結果と思われる。確かに、小説では両者が憎みあうようになる過程にいま一つ説得力がないし、ボーデンの奇術の仕掛けも分かりにくいので、映画では「これでもか」というぐらい、分かりやすく示してある(冒頭のシルクハットの山とか)。それは評価したい。しかしその努力をした結果。見終わった後に残るのは、皮肉にも原作のあの衝撃的なラスト。しかも、小説が分かりにくいせいで印象が薄かったラストが、映画が解説してくれたおかげでより鮮明に。これが、二次著作物の宿命なのかね。
あ、デビッドボウイのテスラはよかったですよ。

ロドリゲスの映画は「デスペラード」や「シン・シティ」がわりと好きなので、ちょっと期待して見た。
昔、アメリカで流行ったB級映画のノリを再現するため、ニセの予告編や、意図的に画質を落とした絵や、フィルムが1巻分紛失したとして、途中を飛ばす演出とか、凝りまくっている。主人公は片脚を途中でなくし、そこにマシンガンをはめてゾンビを倒すのだが、撃っている様はもとより、その銃で歩いている様子がなんとも可笑しい。
でも、終わってみると、実は結構何も残ってなかったりする。まあ、B級映画だからそんなものなんだろうなあ。
終わって残ってるのは、医者の奥さんの異様な目の隈と、冒頭に出てきてすぐ殺されちゃう女の子の胸の谷間ぐらい。ってその「女の子」、よく見たらファーギー姐さんだったよ。

SAW 4

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あの~一言。
3の内容なんてもう覚えてないって。それを、完全続きものとかにされてもこっち困るのよね。
あと、緊張感がさすがにもうないなあ。

飛行機の中で観賞。
飛行機で時間つぶしするには最適の映画。決して貶している訳ではない。重くなく、分かりやすい内容で、そこそこ面白い。まあ後には何も残らないかもしれないけど...
これって2だったのか。どうも登場人物が(観客である私に対して)なれなれしいと思った。

フィクサー

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飛行機の中で。
最近は、映画はオンデマンドなので巻戻して何回も再生できるものなのである。この映画ではまず、最初の場面が全然つながらない(わけのわからんおしゃべり、カードゲーム、事故処理、爆発...ので何回も見直してしまった。
しかも、物語は爆発後、突然4日前に遡る。これもさっと行ってしまうのでうかうかしてると見逃してしまいがち。その後はストーリー的には飽きさせないのでそれほど苦痛ではないが。
ジョージ・クルーニーの敵役の女の人が、インタビュー前に衣裳や化粧に気を使ったり、しゃべる練習を延々してるところがおもしろい。

交渉人 真下正義

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スペイン行きの飛行機内で観賞。全然期待しないで見たら結構よかった。
この映画では主役陣よりおっさん達のシブい奮闘ぶりが光る。特に地下鉄の司令と線引き屋がGJ。しかし、ユースケ・サンタマリアはキャラで得してるな。
話の方は、前半地下鉄なのに後半いきなりコンサートホールに舞台が移ってしまい、やや唐突な感じ。最後まで地下鉄でいけなかったのか?
あとボレロはずるいなあ。だんだん盛り上るのには最適だが、本作でも触れられている「愛と哀しみのボレロ」「銀河英雄伝説」他、多数前例あり。

キャットウーマン

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レッドカーペットとザッピングで観賞。
この映画についてはいろいろ言われてたけど、A級映画とは思わずに、ハルベリーのコスプレを観賞する映画だと割切ればいいんじゃないかなあ。ラジー賞受賞というのはある意味、勲章かと。眼福。

ゾディアック

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デビッド・フィンチャー監督ということで期待したがやや期待外れ。
現実に起きた事件に忠実に語が進むので、シーンがいきなり数年先にとんだりして、あまり物語としての体をなしていない。おまけに結末もなんだか拍子抜け。よかったのは、最初の殺人までぐらいか。

スモーキン・エース

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誰が主人公なのか分からないほど登場人物が数多く登場する(終盤近くになって初めてやっとわかる)。私はずっと狙われている奴だと思っていた。大きな伏線とか、ラストは結構読めてしまうのであまりその点は面白くないが、画の撮り方とか、途中のアクションはまあまあ。アリシア・キーズがかわいい。

だそうです。

いやーひどい。ツッコむぐらいならなんで見るんだと言われそうだが、でもなんか見ちゃうのだ。
なんか、オリジナルの最後の方から、「次はこの意外な奴が犯人」って流れになってて、その通りに犯人が裏切り、自白し、殺される。その繰り返し。どんでん返しのためのストーリー展開、そんな感じ。なんだかなあ。

えびボクサー

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ビデオで観賞。
主人公のおっさん(いかにもイギリスのパブにいそうな)をはじめ、役者陣がいい味だしてる。笑えるというよりはバカバカしいのかな。ストーリーの方は、結末はちょっと予想できたかな。雰囲気は昔見た「シーズンチケット」に近いテイスト。

大日本人

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DVDを購入、観賞。
最後の実写シーン、映画館で感じた違和感はきれいさっぱり消えさり、後には笑いだけが残った。通してみると監督の意図もすっぽりはまり、作品としても評価できる。ただこれは映画館の時も書いたように、「TV画面ならうまくはまるが、映画館で「映画」として観るにはどう?」という疑問符は消えず。

史上最高のバカ映画。
DOAというと、哀川翔と竹内力主演、三池崇史監督のもう一つのバカ映画がある。が、こっちはそれに比肩するバカっぷり、そして面白ぶり。XBoxの格闘ゲームが原作なのだが、こういった原作ものにありがちな脱力感はまったくなく、
いい方向に化けている。方向性としてはチャーリーズエンジェルなのだが、いろんな意味でチャーリーズエンジェル超えたね。
各所に笑いどころ満載。無駄に凄いビーチバレーとか。しかしアクションはなにげに結構がんばっており、女の子たちの格闘シーンはなかなかの出来。特にティナのプロレス技は見物。ストーリーも普通といえば普通だが、何かをクリアしていく感じがすごくゲームぽい。「ストリートファイター」とかよりは、よほどゲームの感じが出せてるのではないかな。
そして、キャストもなにげに豪華。「シン・シティ」のデヴォン青木、エロの化身ホリー・ヴァランス、プロレスラーケビン・ナッシュ、そしてケイン・コスギ。

ずっと貸し出し中だったが、ついに借りることができた。
以前も書いたが、ドキュメンタリー、あるいは実話をもとにしたフィクションにおいて、映画の価値とは、それが真実を伝えているかどうかではなく、いかに作者が自己の主張に説得力を持たせるように作られているかどうかによる。その意味で、この映画はまぎれもなく傑作だ。
内容は、身に覚えのない痴漢の容疑で捕まった主人公が、無罪を求めて裁判でたたかう物語だ。言うまでもないことだが、この映画の主要なテーマは、「痴漢」ではない。この国の刑事事件における警察、検察、裁判のシステム自体が問われている。映画を見れば、それが自然と分かるような仕掛けになっている。逮捕から判決に至るまで、緻密な取材に裏打ちされた拘留所や取り調べでのディテールが、それを浮かびあがらせるのだ。
キャスティングや設定も見事。主人公役の加瀬亮は、痴漢犯罪者でもおかしくなさそうな外見と、その内面はまったく異なる様を演じられる力の双方を併せ持つ。また、弁護士に、痴漢を憎む女性を配置したのもうまい。弁護側に痴漢容疑者と痴漢被害者になりうる女性を置くことで、痴漢そのものに対しては中立的にし、脇役にすることができた。
しかし、なんといってもこの映画を傑作にしたのはその結末。(ネタバレの続きは「続き」で)

バイオハザードIII

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もはや惰性かもしれないバイオハザードIIIを観賞。
んー、巷で言われているほどひどくはなく、普通なんじゃない?そりゃ、なんで世界が滅んだとかありきたりな設定にしちゃったんだとか、戦いが前作に比べてスケールダウンしてるとかあるかもしれないけど、小じんまりとまとまっていていーんじゃない?相変わらず、ゲームのシナリオは無視しまくった脚本だけど。
(以下ネタバレ)最後の大量のクローンにはワラタ。あれ、どうすんだよ。次作あるんだろ?クローン大戦やるんか?
案外次作の監督が完全無視したりして。
あとゲームキャラ的にはクレアがあまり魅力的じゃなかったのは残念。前作のジルがよかっただけに。

鉄コン筋クリート

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換骨堕胎して別の物語に仕立てるのでなければ、映画などの二次著作物がオリジナルを超えられないのは、セオリーでもあり、現実もそれを証明している。しかし、この「鉄コン筋クリート」は、原作に忠実であろうとして、限りなく原作のレベルに近付いた希有な例といえる。キャラクター造形、背景美術による街の雰囲気、CGを多用したレイアウト、脚本どれをとっても、ほぼ松本大洋のものと言っても過言ではない、見事な出来だ。
松本大洋の映像化といえば「ピンポン(笑)」ぐらいしかないが、後に続く者たちは大変だろうなあ。
唯一の難点を言えば、日本人のキャストか。クロに二宮和也はないだろ。声大人すぎるって。
あと、クロとシロについては、当然だが原作の絵の方に軍配を上げることになる。

シッコ

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私はマイケル・ムーアの意見には比較的近いものですが、映画を映画として見る場合はそういう主張に賛同するかどうかではなく、いかにその映画に説得されるか(説得力があるか)が問われると思うのです。そういう意味では「ボーリング・フォー・コロンバイン」はなかなか良い出来、「華氏911」はだめ。今回の「シッコ」は今までの中では最高の出来。
何より構成がすばらしい。キューバの米軍基地に最初に911で病にかかったボランティアの治療を頼みに行って(断られるの分かってるんだから)その後キューバの病院に行ったら歓待された、なんてちょっとあざとさを感じさせるほど。
これを見てしまうと、アメリカ(元々そんなに行く気ないけど)行くの恐いよな~その点フランスは最高。

私はエヴァ旧作はひととおり見たが、「壮大な、未完の実験作」という評価であり、大して感銘は受けなかったクチである。
そんな私が今回、新劇場版を見てみましたよ。
...おもろいやん。しかも、分かりやすいやん。
内容的には、TVの話をほぼつないだものだったらしいのだが。絵は書き直したのかな?迫力あったよ。
なんかペンギンのとこだけ妙に浮いてたけど、、、まあいいか。

アンノウン(映画)

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5人が記憶をなくし、実はそのうち3人が犯人、2人が人質という、せっかくの設定の使いきり方とか不満はあるのかもしれないけど、それなりによくまとまっていたと思う。私は評価。なんでもかんでも派手にどんでんすりゃいいってもんじゃないし、伏線張りまくるのもいいけど、これはこれでありなんじゃないか。最後のオチの後の終わりかたもあまりハリウッドらしくなくてよい。

トランスフォーマー

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なーんの予備知識もなく観賞。トランスフォーマーシリーズに関する知識もまったくなし。
結論。2時間半近くもやる必要ないのでは?冒頭のどうでもいい学園ドラマ、長すぎ。
まあストーリーはどうでもいいんだから、尺はもう少しなんとかしようがあっただろう。
アクションは確かに凄いかもしれないが、リアルすぎてその凄さが感じられない。カマロが変身した奴の質感とかリアルなんだけど…あと、動きが早すぎて何やってののかよくわからん。もう少し工夫が欲しかった。
ところどころ、ギャグっぽいのあったけど、日本人にはわからんのもあるだろうね。
最後のインタビューの、「duck and cover」はサウスパークで使われていたので分かった。

大日本人

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大日本人見てきた。
さて、私がこの映画を語るには3つの立場が考えられる。
松本ファンとして語るべきか、お笑い好きとして語るべきか、それとも映画好きとして語るべきか。
実は、松本人志作品としても、お笑いとしてもそう不満はないのだろうな。しかし、やはりここは映画として語らねばなるまい。(この後、多分にネタバレ含む)
最後のアレまでの出来は上々だったと思う。「獣」を中心とした世界観を成り立たせているのは、実はCGの技術力だったりする。近年の「VISUALBUM」や「ズサー」などで、CGの使い方を覚えたのだろうね。私が感心したのは細かい演出なのだ。脚本にはアドリブが多かったと聞くが本当なのだろうか?
折りたたみ傘やふえるわかめなど、やたら「役に立つ時だけ大きくなる」ものに執着する主人公大佐藤。公園でインタビューを受けても見向きもされない大佐藤。沼津電変所(?)の、雑然としたものすごく安っぽい室内。胸にスポンサーロゴをつけるが、隠したことをなじられる大佐藤。腰につけるのはなぜか異常に嫌がる大佐藤。しかし結局付けたあげく、ボッコボコにされる大佐藤。後で、「後ろ向きに逃げたのがよかった」などとマネージャーに言われてしまう大佐藤。大佐藤は貧乏ぽいのに、マネージャーがめちゃ金もってそうなアンバランス。等々。
という訳で、2回見るまでもなく、「アレ」が始まるまでは、かなり私は気に入っていたのである。「これは観客が自分でつっこみどころを見つけて遊ぶ映画なんだな」とも思ったりした。
…けど、最後に壊された。最後のあの展開は…?結局、あれが監督のやりたかったことなのか。う~む。あれは、映画好きの私としては今のところ否定的だ。画期的であることはそりゃ、間違いないし、映画に笑いをとりこむのもそれは結構だが、あれは「TV」だよね。これは、映画なんて好きじゃないと語った監督の、我々に対する裏切り、なのだろうか。う~む。

映画監督になる方法

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ずっとインディーズを撮ってきた、松梨智子という監督の作品。
全編通していかにもインディーズっぽい。主演女優をはじめ、監督自らも脱ぎ脱ぎ大サービス
いささかサービス過剰の面もあるが…
かぶり物、カニバリズム、映像のチープさ等々。こういうノリは嫌いじゃないです。

GOAL!

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サッカー映画としては、わりと普通に楽しめる佳作だと思います。
なんというか、イギリスのゴシップ記事こみのサッカー記事を読んでるような。
才能のある人間が見いだされ、集まり、挫折し、また成長していく
言葉にするとありきたりだが、スキャンダルやエージェントの暗躍、チーム内の確執などの要素をもりこんでリアルに、かつあっさりと見せているところが好感度大。

トリック 劇場版2

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トリックは水戸黄門化した?細かいネタは相変わらず楽しませてくれるが、大きくは新鮮味はないかな。
今回一番のヒットは、選挙ポスターかな。ミスター梅介より凄いのは、赤星昇一郎。狙いすぎだよ。誰が反応すんだよ。当選発表では、梅介が一位当選で、里見がブービーなのだが、しっかりミスターオクレが最下位(2票)だったり。本人以外に誰が1票入れたんだよ。

タイトルとシャーリーズセロンがかっこいい。以上。
それ以外は特に語ることはない。話的には同時期に見た「V フォーヴェンデッタ」のほーがいくぶんマシ。イーオンったら、途中で裏切って体制のイヌになっちゃうんですもの。
しかしシャーリーズは「モンスター」以降、何やっても彼女の陰がまとわりついてしまいがちなところ、見事に厄落としできた。そういう意味では価値のある映画。

坊主頭のナタリー・ポートマンがよい。
それ以外は、たいした印象のない映画。強いてあげるなら、ナタリーが逃げだしてから、隠れている間もう少し緊張感が欲しかった。追われてる訳ですから…まあ、全体主義に走りそうな世の中で、こういうネタで映画作ったということ「だけ」は誉めていい。

DEATH NOTE - The Last Name -

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映画デスノート後編。結末を知りたくない人は読まないでね。
結論、全体としては満足である。まず良かった点から言おう。


  • 限られた時間で、内容をほぼ1部にまとめ、しかもオリジナルの結末まで用意した構成
  • オリジナルのトリックもよく考えられている。破綻もない
  • 弥海砂役の戸田恵理香がよかった。
  • リュークに続き、レムの造形もよい。

と、誉めた上で、気になった点も上げよう。

  • 前編にひき続き、原作の月らの独白部分をほぼカットした点。映画のスタイル上やむを得ないのだろうが、内面を語らないために、登場人物のとる行動の意味について、原作を知らない人は理解できない部分もあったのではないか。同行のhは、レムがなぜあそこまで海砂に肩入れするのかが理解できなかったようだ。
  • オリジナルトリックは、よく考えてみるとひっかかる点がある。Lが死ぬ(と思われる)場面、Lを殺すのは月本人でなくレムなので、月はLが死ぬタイミングを知らない。だから、月はあの時Lの死を確認するのが自然なはずなのだ。原作を知っている観客がそれに気付かないのは、「原作ではあそこでLが死ぬということを知っている」ためである。叙述トリックといってもいい原作ファン向けの「騙し」トリック。まあ見事と言えば見事ではある。

日本以外全部沈没

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たった数ページの原作を、よくも2時間近くまで広げたなと。それだけで評価できる映画。
それ以上の感想は特になしかな…

元大学教授の、死刑囚。こういう役はまさにケビン・スペイシーのためのもの。
展開自体は、最後に「あー」と思うけど、驚愕というより、納得の「あー」であろう。
ケイト・ウィンスレットは体当たりでがんばっているが、まあ、まあまあ(失礼)かな
DVDのビデオ・コメンタリーのアラン・パーカーの愛想のない、朴訥な解説が笑える。いや、ほめ言葉です。

12人の優しい日本人

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展開も、登場人物も、アメリカの陪審員制を日本に置き換えたらこうなる、ということをうまく見せていてよい。相島一之が若い。

シン・シティ

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デスペラードを超えた。CGのみで作られた背景、一部を除きモノクロの画面、特殊メイク、すべてが成功。特に面影皆無のミッキー・ロークがGJ!
死んだベニチオ・デル・トロが生きかえる(幻想の)シーンもいい。後で特典見たら、ここだけタラちゃんの演出だったんだ。

時をかける少女

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突然ですが、「時をかける学園」って知ってますか?…いや、知らないならいいです。
かくも私は時かけ世代にもかかわらず未見だったのだが、アニメ公開を機にYahoo!でストリーム配信されていたので見てみた。
アニメ見た後なので、非常にテンポがゆっくり感じる。それぞれの作品の特性なのでやむをえないだろうが…作品全体から、よくも悪くも「80年代」オーラをひしひしと感じてしまった。
この映画の魅力というと、尾道と、原田知世なんだろうな。後者の方はよくわらなんけど、尾道はもう一度行ってみたくはなった。
劇中の「桃栗三年、、柿八年…」の歌は、どこかで聞いたことがあったが思い出せないので1時間ほど悶々としたが、筋肉少女帯だった。(「レティクル座妄想」に収録)もちろん、時かけの方がオリジナルなわけだ。
エンディングの歌のところは、映画に出てきた各カットと同じカットで原田知世が歌っていたので、ちょっとびびった。カットごとに歌向けに追加で撮ってるのか。プロモーションビデオよりも大掛かりだよな。

時をかける少女

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えー、アニメの方です。私は映画の「時かけ」世代ではあるのだが、実は尾道三部作はおろか、当時の角川映画ってまったく見たことがない。そんな予備知識なしに望んだ映画な訳だが…
見たことないけど、キャラクターを現代風に置き換えて、リメイクしたらこうなるであろうという風にできあがっていた。以下ネタバレ有
タイムリープの使い方だが、最近見た「バタフライ・エフェクト」に近い。主人公は過去を積極的に変えようとして過去に介入するのだが、実は、他に影響を与えてしまうために失敗を繰り返す。ネタ自体はやや見慣れたものであるが、その見せ方はコミカルさをとりいれつつ、分かりやすく見せていた。劇場にも小さい子はいたが、十分伝わったのではないか。テンポのよい話の進行も好印象。ラストは…そうですな。たぶんこの辺は原作設定に近いのであろうが、無難にまとまっていた。
期待しないでいったら、かなりいいものを見せてもらったという感想。ここ数年見たアニメ映画では(って、そんな見てないが)上位にランク付けできると思う。

フライトプラン

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先日の日誌の「フォーガットン」の筋を人に話したら、「それってフライトプランみたいなもの?」と聞かれた。
見てみたら、なるほどそうだねえ~。奇しくもヒロインふたりはどちらも「クラリス」であるし。
ただ、その謎解きの方は「フォーガットン」の方が宇宙的トンデモ系に行ってしまうのに対して、こちらは地に足がついた陰謀系。とはいっても、突っ込みどころはわりとあるのだけれど。
(犯人の計画がずさんだったり、その手段を選択したこと自体が疑問だったり)
それでも、最後まで気にならずに見られるのは、ジョディの子供に対する愛情(の演技)と、その気持ちが起こしてしまう様々な(大変な)事態であろう。その事態の大きさぶりからすると、ジョディ>ジュリアンだね。

Mr. & Mrs. スミス

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出だしはちょっとたるいが、我慢して見たら後半は尻上がりにもりあがっていって、まあまあ、面白かった。
主人公二人が殺し屋なだけに、ばんばん人が死ぬのだが、コメディータッチ。この辺がクレイジーであるという認識のある人にならおすすめできる。アンジーの銃の撃ち方がどうとか、そういうところをつっこむような映画ではないであろう。夫婦が殴りあったり蹴り合ったり、銃で打ち合ったりうするところに巷の夫婦はカタルシスを感じる、そこがこの映画のポイントだと思うな。

ネタバレするけど、アイデア的には「ラン・ローラ・ラン」と同じ。蝶が歴史を変えるといえば、「サウンド・オブ・サンダー」の原作である「いかづちの音」の方を挙げるべきかもしれないが
やり直しの周期が年単位とこちらの方が長い分、ファクターの変化による差異も大きい。ヒロインを含め、キャラクターのより大きな変化が楽しめる。
あとはこの作品の方が、ゲームの試行錯誤的な感覚に近い。もっとも、終わり方はハッピーエンディングではないが、無理を感じさせないすっきりしたもの。私としてはかなり高評価です。

ブラザーズ・グリム

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素直に「グリム兄弟」じゃダメなのかね…
12モンキーズがギリアムのダークサイドなら、こっちはブライトサイドかな。さすがパイソンズと思わせるブラックな笑いがそこかしこに。全体的にはほのぼのなんだけど、結構生首とかも大活躍だけどね…
グリム兄弟の一人、ジェイコブ君はかなりステロタイプなオタク君として描かれています。これは日本へのメッセージか?でもなんとなく応援したくなるんだけどね。
全体としてはまあまあ満足だが、モニカ・ベルッチの悪の女王様はやや妖艶さが足りなかったような…

割引券を持っているGOAL!を見るはずが、ついこっちに入ってしまった。
一部を除いては、原作にほぼ忠実に話が進む。で、その「一部」は、原作を読んだ人には違和感を感じさせるものになっている。と・こ・ろ・が、実はそれがトリックで、終盤で彼らは(何も予備知識がない人と同様)だまされたことに気づく。もし、意図的に「観客の知識」を前提にしたトリックを仕掛けているとしたら、なかなか凄い試みといえる。監督が金子修介だったのは、エンドロールを見て初めて知った次第。
キャストは、ライトを除けば大体イメージ通り。ワタリ=藤村俊二は、はまりすぎで笑ってしまった。竜崎(松山ケンイチ)も、私の想像とはちょっとずれてはいたが、おおむねOK。リュークは、外見(CG)も声(中村獅童!)も大成功。
ストーリーの方だが、前編が終わった段階で第一部の半分も消化してない。ので、後編は本当にオリジナルになるんだろうな。私の読みでは、ヨツバキラ部分に手が入るとみた。原作ではここをはさむトリックも秀逸なのだが、どう料理するか。

モンスター

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シャーリーズ・セロンの変貌ぶり(この役のために13kg太り、特殊メイクでぶさいくに)が注目されたが、
いや、確かにそれもなかなか凄いのだが、
それよりも凄いのは、終始この映画が連続殺人を犯した犯人側の視点から作られているところにある。だって、もう死刑判決受けて、処刑されちゃってんですよ。被害者遺族などの反発もあっただろうに、なかなか勇気あるといえる>製作者。といって、変に罪を正当化するでもなく、アイリーンという人物描写に焦点をあてることで、罪を断罪という短絡思考に行かせず、「何故こうなった」「どうすれば救われるのか」という問いを発し続け、観客がキャッチできるような余地を作り出している。うまいとおもった。
シャーリーズはアイリーンの手紙などを読んで研究したそうだが、見事に自分のものにしていた。くしゃくしゃになって泣き出す顔がなんともいい。相手役にクリスティーナ・リッチというキャスティングというコントラストもいい。二人並ぶと、完全に凸凹コンビ。

誰が真犯人かも、結末のどんでん返しも、すべてが想定内…という、脚本的にはいまいちの映画。唯一見所といえば、アンジェリーナ・ジョリーの演技ぐらいか。

SAW

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閉ざされた場所で、限定された人数で芝居が進むのって、舞台的で私好みの作品です。
謎や伏線も、想定内ではあるものの一ひねり加えてある。最後の謎はさすがに読めなかった。
SAW2もビデオであqるらしいので、今度見てみよう。

フォーガットン

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ネタバレ注意。
みんなが自分の記憶が間違っているというけど、実は自分が正しくて、みんなが嘘をついている…
そういうでっかい国家陰謀めいた話かと思って期待したら、え?宇宙人?そっちいっちゃうの?
満載のつっこみどころをあえて列挙すると


  • 主人公の性格がやばい。子供への愛情ばかりで、ダンナの方はなおざり。母子愛に焦点をあてるのはいいけどやりすぎ。
  • 図書館の新聞にあるはずの記事がないからって、「人間に出来ることじゃない」と結論付けるのはどうか。
  • 宇宙人はなんでさっさと主人公を殺しちゃわないのかよくわからない。周りの奴はどんどん死んでるのに…「実験のため」ってことなんだろうけど、どんどん隠滅工作してるじゃん。ここまでやったら同じだって。
  • どうせ殺されないとおもうので、恐怖感がぜんぜんない。
  • 「母親は子供のことを忘れられる」という仮定で実験してたんだろうけど、それに反する結果がでたとして、なんで実験が失敗になるといってあせるのかがよくわからん。仮定がだめになっただけで失敗にはならんでしょ。

あたり一面チョコレートの海…子供が夢に見る光景なんだろうなあ。そんな夢を実現させてしまった、子供の心を持ったオトナの映画。
すばらしい。メカの仕掛けはマーズアタックよりいいし、ダニー・エルフマンの重厚な音楽も意外とマッチしている。
なんといっても、マイケルジャ…ジョニーデップのクレイジーぶりが最高。狂い方も、露骨に見せるのではなく、その都度その都度の受け答えのからうかがわせているところが、芸が細かい。
予告編でやっていたコープス・ブライドも面白そうだが、たぶんこっちの方が上だろう。

立喰師列伝

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チネチッタで鑑賞。
最近の押井映画って、押井節を抑え気味でややエンターテイメント志向だったけど、これは別物。最初からナレーションが暴走。パンピーの人はその辺でもう、完全置き去り状態。なんか日テレは載せられて宣伝してたけど、大丈夫なのかなあ。
立喰師ってのは、ただぐいで詐欺をすることが主の人達のようだが、その「ゴト」はそば屋だったり吉野家だったり、ポストペイな店で通用するものであって、映画に出てきたハンバーガーショップや、松屋のようなプリペイの店ではだめなんではなかろうか。映画ではロッテリアで注文したバーガーを片っ端から食べちゃっていたが、その辺はどういうことになっているのか気になった。
ちなみによちの家やロッテリアでやっていたのは詐欺といいうより、DoS攻撃ですな。

新訳ZガンダムIII

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ネタバレしまくりなのでご注意。
1,2でも言えた事だが、やはり話の展開が速い。しかも今回は戦闘ばかり。パンピー向けの1本の映画としてはもはや、成り立ってない。そこを問うてもしょうがないのかもしれんが。
アクシズがゼダンの門にこんなに早くぶつかってたっけ?という疑問が。後でhomyのDVDで確認させてもらったところ、この衝突はTVではずっと後のほうだった。ちょっと構成変えてるんだね。
TVとの違いについて言うと、予想に反して、死ぬべき人はみんな死んでいった(生き残るべき人(ヤザン、シャア)も。
黒歴史にはならなかったね。続編への道?)。死ぬシーンも昔の映像まんま。唯一違ったのが私の一押しキャラであるジェリド。いまわの際の一言も言わされずあっさりいってしまいました。
最後のカミーユが狂うとこだけ直っていた。誰かが掲示板で言っていたが、「ゲームの別エンディングを見せられた気分」というのがいいえて妙。あそこだけ直されてもねえ。なんかそれで変わったの?
ストーリーは、ロザミイのエピソードがばっさりカット。これは私の予想通り。切るならあすこしかないし。
新作の絵だが、ハマーン様は昔のシャープな顔の方がいい。あとハマーン様に関しては、さすがに声が…
後でTV版の声を聞かせてもらったが、記憶以上に若かった。
まあそういうノスタルジーに浸るもえ映画とわりきってしまえば、それなりによかったかな。最後のみんなの霊が集まってくるオカルトチックな対決は、外してほしかった人もいるみたいだけど、私は肯定派。あそこが一番いいシーンじゃん。

斬新?

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押井監督 実写とアニメで“立ち食い史”(スポニチ)
立ち食いというテーマも斬新?立ち食い話はうる星からなかったっけ?

パッチギ!

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正直、あまり期待しないで見た。のど自慢2はお世辞にもいい出来とは言えず、ゲロッパもそれなりの肩の凝らない感じだったので。青春映画っていうのがまた青臭い感じで見る気をそぐし。
そんな状態で見たら、「のど自慢」みたいにまた歌で泣かされた。うまいね。前の盛り上げがあって歌が活きるわけだけど、川での喧嘩のシーンにかぶせるなんて、悪意すら感じた。
クレジット見てみたら、朝鮮学校の主要キャストはみんな日本人がやってるんだ。ふーん。
虎の門に出てた、楊原京子の演技は、なかなかよかったよ。あと変なおじさん、オダギリジョー。GJ。

こういう、企画先行みたいなのって、「どうせだめだろ」という先入観があって、期待しないで見たら、「あれ、まあまあよかったんじゃない?」という、そんな映画。プレデターの方は見たことないんだけどね。どうしてもオリジナルのエイリアンと比べてしまうと、あの腹から出てくる時の怖さは、とうていオリジナルに及ばない。というよりここで勝負する気は最初から捨ててしまって、あっさりやってるようだ。
オリジナルのことは脇においておいて、頭からっぽにしてみればまあまあ楽しめるだろう。
監督はポール・W・S・アンダーソンかあ。この監督、それなりの時とおもいきりダメダメな時とむらがあるね。
それなり:イベント・ホライズン、本作
ダメダメ:バイオハザード、モータルコンバット

コンスタンティン

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ちょっと見、マトリックスみたいだと思ってたら、全然違っていた。ストーリーのわかりやすさ、単純さでいえば、こちらの方が上。しかし複雑であることと、面白さは(私的にも)必ずしも比例しない…んだな。シンプルでも、要は見せ方だね。コンスタンティンのいいところは、主人公が病弱で、よわっちい。だから闘いでも、スーパーサイヤ人みたいになってバトルするんじゃなくて、おもいきり他人だのみだし。あとはハリウッド映画には珍しく、善悪がはっきりしてないとこもいいかな。神というか天使(ガブリエル)がおもいきり悪いやつだったりするし。
これ、シリーズ化するんかね?確かに、キャラクターがたってたり、含みのある終わり方だったりするけど…

設定自体はよくある話で、「天使にラブソングを…」との共通点も多し。それを差し引いても、十分面白い。
まず、ロックという題材を選んだのが正解。名門校とロックの対比という表面上のおかしさだけでなく、「大物(=大人たち)への反抗」というロックの精神がうまくはまっている。
また、題材の料理の仕方も秀逸。ロッカーとしてすらまるで才能のないデューイが、教える側になった瞬間に、すばらしい(ロックだけでなく、人生としても)教師に変貌するさまがおかしくもあり、おもしろくもある。
そしてなんといってもこの映画の魅力はジャック・ブラックのキャラクター、これにつきるだろう。

ゲド戦記

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ジブリで映画化だって。宮崎経由でゲドに入った私からすれば、因縁浅からぬものを感じるが…
にしても、なんで三作目からなんだよ。映像化のしやすさ、ってのもあるんだろうが…
あえて「影とのたたかい」から挑戦する気概をみせてほしかった。

カンフーハッスル

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ビデオで鑑賞。
構成は前作「少林サッカー」より上。ふつうの(というか変な)おじさんおばさんが達人として戦う設定もよい。CGの使い方は不自然な部分はあまりない。
映画の好みとしては前作の方が好きだが。最後のヒーロー誕生の部分はやや唐突でかつありきたりな印象。

ディープブルー

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BBC製作の海の生物ドキュメンタリー。
あまりにも期待が大きすぎたので、「こんなものか」と思ってしまったのだが、それでも十分驚きをもって観れる。圧巻はやはり、クジラの子を追い詰めていくシャチの賢さか。
あと深海の発光生物。どうやって光っているのか不思議だ。

ツイステッド

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ビデオで鑑賞。
アシュレイジャッドがそんなにセクシーなわけでもないので、どういうどんでん返しがあるかがポイント。途中まではみんなが怪しい感じでなかなかよい。しかし最後に近いシーンで、ある人物が手袋をしているので、「あこいつ!」と分かってしまう。
メインキャストの一人であるサミュエルLジャクソンの知的な演技はさすが。

サンダーバード風に作られた人形劇による、テロリストと戦うチームアメリカの姿を描く。
この日3本立てのなかでは、映画の出来としても面白さも一位。サウスパーク映画版で見せた歌の使い方のうまさ。体制側、反体制側を問わない容赦ない風刺(まっとでいもんのからかい方が最高)。ツボを抑えたギャグ(ゲロのシーンはもう一回来るとわかっていて笑ってしまった)
人形の造形は微妙な表情まで表現され、かなりいい出来。眼のうるうるするところがよい。このリアルな出来が本映画最高の笑いどころである人形によるセックスシーンを引き立てている。

頭文字D

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ストーリー構成はよくまとまっているし、バトルシーンも実車を使っているだけにリアリティがあり、派手さのない堅実な演出は好感がもてる。比較的安心して見られる佳作。唯一の問題は、鈴木杏の「セクシーな水着」がセクシーじゃない件か

山口監督の地獄甲子園がよかったので多少期待したが、んーギャグの映画化の難しさを再認識。前半は、丁寧に原作ネタを踏まえていたものの、それが面白さに結びつくかどうかは別の話。後半は勢いはあるものの、まとめ方に難あり。板尾さんのマスクドなど、キャスティングはそう悪くなかっただけに惜しい。

ヴィレッジ

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シックスセンスで感心し、アンブレイカブルで脱力し、サインであきれかえり、それでもわりといい評判だったので見てしまった「ヴィレッジ」…見なきゃよかった。オチのありきたりさもさることながら、肝心の森が明るく、全然怖くない!なんで夜にしなかったんだろう。主人公が失明してるから関係ないのか。でも失敗だろ。赤い化け物も全然怖くない。
もうだまされないぞ、シャマラン

オールドボーイ

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ネタバレしまくっているので注意
原作も何も見ずにみたのだが、わりとよかった。普通のおっさんをかっこよく撮っているのがいい。あと格闘シーンを延々と横からのアングルで撮ってるのとか。
最後のどんでん返しは原作にはないそうだが、不自然には感じなかった。
しかしこの映画で一番気になっていたのは、適役の奴が千原Jrに激似なことであった…

30日間マックを食べ続けた彼(スパーロック、監督・主演)がどのような姿になるかだけが興味の的であった。そういう意味ではややインパクトには欠けたかも。30日で10kgも太ってはいるのだが。
それよりも初日かなんかでいきなりスーパーサイズを注文して、食べても食べても食べきれずしまいに気分が悪くなって吐いてしまうシーンがけっこうきた。
後30日の最後の方、明らかに無気力になっていくさまがリアル。

舞台挨拶つきで鑑賞。
実は三部作の第1作であった。
もともと複雑な設定の話を映画につめこむので、苦労のあとはうかがえるものの初見の人にはお世辞にも親切とは言いがたいだろう。エウーゴとティターンズの対立が連邦軍内部というのが決定的で、ブライトなんかはどっちなんだとか、なんでジャブローを襲撃することになるのかとか。
後これはやむをえないのだが新作と旧作部分のギャップ。特に技術の進歩によって迫力のあるモビルスーツ戦ができてしまうのだが、それと昔のをつなげるとどうしても...予算の問題もあるのだろうがどうせなら全部新作にすれば凄いのができただろうに。
新作のキャラではエマさんが丸いのが個人的に納得いかーん。他のキャラはそれなりなのに。
挨拶の富野御大の話や、TVインタビューなどを聞いていると、単なるビジネスではなくある程度本気で取り組んでいるらしい。

アイデンティティー

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この感想はねたばれを含むので注意。
アイデン&ティティでなく、「アイデンティティー」。米映画。
WOWOWで鑑賞。最初に「映画欠席裁判」でちょっと噂を耳にしていたので、ネタバレの方はすぐ想像がついた。しかし人間の脳内の多重人格殺人を映像化するとは、なかなかな試みではある。一人づつ殺されていくさまは「そして誰もいなくなった」そっくりだが、最後のオチまでもそっくり。最初は「登場人物10人と勘違いして、最後に死んだ人の鍵番号は1じゃなくて2じゃないの?」と思ったが、実は「11人いる!」ので、一人残ったのだから実は1で正しい。

アイデン&ティティ

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WOWOWで鑑賞。音楽はよかったな。画の撮り方としては、いたって普通だったな。話も、みうらじゅん氏の思いに果てしなく忠実にできていると思う。まあ、大傑作とまではいかないが、安心して見れる佳作というところか。麻生久美子のヒロインは大はまり。



WOWOWでやってるアニメのほうを先に見てて、ロバート・エヴァンズというのが実在の映画プロデューサーで、「ローズマリーの赤ちゃん」や「ゴッドファーザー」を手がけた大物だったというのは知らなかった次第。映画はこいつの自分語りの自伝。これほどの手前味噌もないもんだが、ハリウッドの赤裸々な裏話が聞けて得した気分。アニメの方は実話からはかけ離れ、金正日やラムズフェルドまで出てくる荒唐無稽ぶり。これもセルフプロデュースというからなんだか…な話だが、クレイジーぶるがまた面白い。


地獄甲子園

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WOWOWで鑑賞。実は原作は未読だが、漫☆画太郎のバカなテイストがよくでており、かなり原作に忠実と思われる。キャスティングもよい。メガネの母親の強烈おばちゃんは、どっかで見たと思ったらガキの使いにも出ていた人だった。どっちが先なんだろう。


ファム・ファタール

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そこで夢オチかよ。しかもなんとなくリセットのかかりぐあいやトラックなどのアイテムが「ラン・ローラ・ラン」を連想させる。というようなどうでもいいストーリーをカメラワークとエロさだけで魅せるある意味すごい映画。




サルマ・ハエックの使い方がもったいない。いや、あれぐらいでいいのか。バンデラスがデップにくわれてあまり活躍しない。アクションは前作のパクリみたいであまり出来はよくない。


ゼブラーマン

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ビデオで鑑賞。ほぼ期待通り、しかし大きく上回ることはない出来。気弱な主人公が手作りのコスチュームで戦うところは、スパイダーマンに似ている。よかったのは、最後以外のほぼ全編、その手作りのコスで通すこと。キャスティングはどれもよい。鈴木京香さんは普段エロさを隠してると見た。だが登場シーンの歩き方はやや変。あと、最初のTVシリーズででてくる腹に顔がある怪人が三池風。


ドッグヴィル

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なんの予備知識もなしに見たので、地面に白い線を引いただけで壁のない、最小限の道具だけが場所で映画が始まったのには少々驚いた。まあこれは余分なものを排除することでより人間の心理を強調するということと、壁がないことで複数の場所の人々の様子を「見せる」ことができるという効果を狙ったものだろう。非常に舞台劇的だが、こういうのは好きだ。ニコール・キッドマンの演技は「アザーズ」や(度忘れ、稀代の悪女を演じ、最後に氷の下に埋められるやつ)とはまた違った魅力を出していてよかった。最後に出てきた「パパ」は神のメタファー?なんかとても旧約聖書的だ。


ペイチェック

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注:この感想にはネタバレ含みます。


3年間の記憶を失った男が、失われた3年の謎解きに挑むという、素材としては十分魅力的な映画。なんだが、監督ジョン・ウーという時点で、「今回はハトでるかな」ということが妙に気になってしょうがない。もうでないかなと思っていた終盤、出ました!なんの必然性も自然性もないシーンで。思わず安心。見終わった後となっては「今回もハト飛んだ」ということしか残ってない。あと「キル・ビル」に比べたら、ユマ・サーマンがやけに老けて見えた。


28日後…

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ビデオ鑑賞。トレインスポッティングと同じ監督というのは後で知った。んー、絵の撮り方が面白い。あとヒロインがかわいい。もう一つのエンディングは蛇足。以上。


バイオハザード2

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大井町SATYのワーナーマイカルにて。内容は、前作よりはましだったね。今回はゲームの雰囲気を再現しようという試みが随所にみられた。PCジルの採用(似てる!)から、古い館内での探索のスリル、ゲームで使われたアイテムなど。しかし終わってみれば、やけに短かったなという物足りなさが残る。そしてまた続くんかい!今度もジョボビッチを脱がしてたが、次回はジルをぜひ。


華氏911

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正直言って、期待を上回るものではなかった。内容的には、ムーア監督が著書で書いてきたことを映像で見せているだけ。ドキュメンタリーとしての構成も前作のボウリング・フォー・コロンバインの方が上。なんでこれがカンヌでパルムドールなのかわからん。ムーア氏の狙いは、アメリカの大衆に自らの主張をこの映像で見せる、ということだったのだろう。なにしろアメリカ大衆の多くはテレビやラジオでしか情報を入れない。そういう意味で本ではその波及度にも限界がある。だからこれほど政治的な目的がはっきりしてる映画はそうないだろう。日本の映画館もうまくだまされてくれたものだ。しかもUSA,ここまで事実を明らかにした映画がたくさん入ったのに、まだ大統領選は「接戦」なのかよ…


ゲロッパ!

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うーん、そこそこ泣かせるししっかり作ってあるし役者もいい。佳品ではあるけど、「のど自慢」まではいってないか。ものまねの途中で本人(じゃないけど)登場→一緒に歌うという番組の定番をやらせたのが微妙にうけた。


ターミネーター3

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劇場で観た時は何かは残っていたような気がしたが、改めてWOWOWで観たら、何も残っていなかった。ターミネーターもなんか中途半端なエロさだったし。


CUBE2

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ビデオで見た。この映画は、「『映画のシリーズで2は1を超えることはない』という説の例として最初に挙げられる例」の座を狙って製作されたに違いない。巷の評価をみる限りはその目論見は成功しているようである。


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