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2007年9月10日

シッコ映画

私はマイケル・ムーアの意見には比較的近いものですが、映画を映画として見る場合はそういう主張に賛同するかどうかではなく、いかにその映画に説得されるか(説得力があるか)が問われると思うのです。そういう意味では「ボーリング・フォー・コロンバイン」はなかなか良い出来、「華氏911」はだめ。今回の「シッコ」は今までの中では最高の出来。
何より構成がすばらしい。キューバの米軍基地に最初に911で病にかかったボランティアの治療を頼みに行って(断られるの分かってるんだから)その後キューバの病院に行ったら歓待された、なんてちょっとあざとさを感じさせるほど。
これを見てしまうと、アメリカ(元々そんなに行く気ないけど)行くの恐いよな~その点フランスは最高。

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2007年8月 9日

アンノウン(映画)映画

5人が記憶をなくし、実はそのうち3人が犯人、2人が人質という、せっかくの設定の使いきり方とか不満はあるのかもしれないけど、それなりによくまとまっていたと思う。私は評価。なんでもかんでも派手にどんでんすりゃいいってもんじゃないし、伏線張りまくるのもいいけど、これはこれでありなんじゃないか。最後のオチの後の終わりかたもあまりハリウッドらしくなくてよい。

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2007年8月 5日

トランスフォーマー映画

なーんの予備知識もなく観賞。トランスフォーマーシリーズに関する知識もまったくなし。
結論。2時間半近くもやる必要ないのでは?冒頭のどうでもいい学園ドラマ、長すぎ。
まあストーリーはどうでもいいんだから、尺はもう少しなんとかしようがあっただろう。
アクションは確かに凄いかもしれないが、リアルすぎてその凄さが感じられない。カマロが変身した奴の質感とかリアルなんだけど…あと、動きが早すぎて何やってののかよくわからん。もう少し工夫が欲しかった。
ところどころ、ギャグっぽいのあったけど、日本人にはわからんのもあるだろうね。
最後のインタビューの、「duck and cover」はサウスパークで使われていたので分かった。

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2007年6月13日

大日本人映画

大日本人見てきた。
さて、私がこの映画を語るには3つの立場が考えられる。
松本ファンとして語るべきか、お笑い好きとして語るべきか、それとも映画好きとして語るべきか。
実は、松本人志作品としても、お笑いとしてもそう不満はないのだろうな。しかし、やはりここは映画として語らねばなるまい。(この後、多分にネタバレ含む)
最後のアレまでの出来は上々だったと思う。「獣」を中心とした世界観を成り立たせているのは、実はCGの技術力だったりする。近年の「VISUALBUM」や「ズサー」などで、CGの使い方を覚えたのだろうね。私が感心したのは細かい演出なのだ。脚本にはアドリブが多かったと聞くが本当なのだろうか?
折りたたみ傘やふえるわかめなど、やたら「役に立つ時だけ大きくなる」ものに執着する主人公大佐藤。公園でインタビューを受けても見向きもされない大佐藤。沼津電変所(?)の、雑然としたものすごく安っぽい室内。胸にスポンサーロゴをつけるが、隠したことをなじられる大佐藤。腰につけるのはなぜか異常に嫌がる大佐藤。しかし結局付けたあげく、ボッコボコにされる大佐藤。後で、「後ろ向きに逃げたのがよかった」などとマネージャーに言われてしまう大佐藤。大佐藤は貧乏ぽいのに、マネージャーがめちゃ金もってそうなアンバランス。等々。
という訳で、2回見るまでもなく、「アレ」が始まるまでは、かなり私は気に入っていたのである。「これは観客が自分でつっこみどころを見つけて遊ぶ映画なんだな」とも思ったりした。
…けど、最後に壊された。最後のあの展開は…?結局、あれが監督のやりたかったことなのか。う~む。あれは、映画好きの私としては今のところ否定的だ。画期的であることはそりゃ、間違いないし、映画に笑いをとりこむのもそれは結構だが、あれは「TV」だよね。これは、映画なんて好きじゃないと語った監督の、我々に対する裏切り、なのだろうか。う~む。

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2007年5月21日

映画監督になる方法映画

ずっとインディーズを撮ってきた、松梨智子という監督の作品。
全編通していかにもインディーズっぽい。主演女優をはじめ、監督自らも脱ぎ脱ぎ大サービス
いささかサービス過剰の面もあるが…
かぶり物、カニバリズム、映像のチープさ等々。こういうノリは嫌いじゃないです。

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2007年5月20日

GOAL!映画

サッカー映画としては、わりと普通に楽しめる佳作だと思います。
なんというか、イギリスのゴシップ記事こみのサッカー記事を読んでるような。
才能のある人間が見いだされ、集まり、挫折し、また成長していく
言葉にするとありきたりだが、スキャンダルやエージェントの暗躍、チーム内の確執などの要素をもりこんでリアルに、かつあっさりと見せているところが好感度大。

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2007年3月26日

トリック 劇場版2映画

トリックは水戸黄門化した?細かいネタは相変わらず楽しませてくれるが、大きくは新鮮味はないかな。
今回一番のヒットは、選挙ポスターかな。ミスター梅介より凄いのは、赤星昇一郎。狙いすぎだよ。誰が反応すんだよ。当選発表では、梅介が一位当選で、里見がブービーなのだが、しっかりミスターオクレが最下位(2票)だったり。本人以外に誰が1票入れたんだよ。

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2006年12月21日

イーオン・フラックス映画

タイトルとシャーリーズセロンがかっこいい。以上。
それ以外は特に語ることはない。話的には同時期に見た「V フォーヴェンデッタ」のほーがいくぶんマシ。イーオンったら、途中で裏切って体制のイヌになっちゃうんですもの。
しかしシャーリーズは「モンスター」以降、何やっても彼女の陰がまとわりついてしまいがちなところ、見事に厄落としできた。そういう意味では価値のある映画。

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V フォー ヴェンデッタ映画

坊主頭のナタリー・ポートマンがよい。
それ以外は、たいした印象のない映画。強いてあげるなら、ナタリーが逃げだしてから、隠れている間もう少し緊張感が欲しかった。追われてる訳ですから…まあ、全体主義に走りそうな世の中で、こういうネタで映画作ったということ「だけ」は誉めていい。

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2006年11月11日

DEATH NOTE - The Last Name -映画

映画デスノート後編。結末を知りたくない人は読まないでね。
結論、全体としては満足である。まず良かった点から言おう。


  • 限られた時間で、内容をほぼ1部にまとめ、しかもオリジナルの結末まで用意した構成
  • オリジナルのトリックもよく考えられている。破綻もない
  • 弥海砂役の戸田恵理香がよかった。
  • リュークに続き、レムの造形もよい。

と、誉めた上で、気になった点も上げよう。

  • 前編にひき続き、原作の月らの独白部分をほぼカットした点。映画のスタイル上やむを得ないのだろうが、内面を語らないために、登場人物のとる行動の意味について、原作を知らない人は理解できない部分もあったのではないか。同行のhは、レムがなぜあそこまで海砂に肩入れするのかが理解できなかったようだ。
  • オリジナルトリックは、よく考えてみるとひっかかる点がある。Lが死ぬ(と思われる)場面、Lを殺すのは月本人でなくレムなので、月はLが死ぬタイミングを知らない。だから、月はあの時Lの死を確認するのが自然なはずなのだ。原作を知っている観客がそれに気付かないのは、「原作ではあそこでLが死ぬということを知っている」ためである。叙述トリックといってもいい原作ファン向けの「騙し」トリック。まあ見事と言えば見事ではある。

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2006年9月19日

日本以外全部沈没映画

たった数ページの原作を、よくも2時間近くまで広げたなと。それだけで評価できる映画。
それ以上の感想は特になしかな…

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2006年9月13日

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル映画

元大学教授の、死刑囚。こういう役はまさにケビン・スペイシーのためのもの。
展開自体は、最後に「あー」と思うけど、驚愕というより、納得の「あー」であろう。
ケイト・ウィンスレットは体当たりでがんばっているが、まあ、まあまあ(失礼)かな
DVDのビデオ・コメンタリーのアラン・パーカーの愛想のない、朴訥な解説が笑える。いや、ほめ言葉です。

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12人の優しい日本人映画

展開も、登場人物も、アメリカの陪審員制を日本に置き換えたらこうなる、ということをうまく見せていてよい。相島一之が若い。

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シン・シティ映画

デスペラードを超えた。CGのみで作られた背景、一部を除きモノクロの画面、特殊メイク、すべてが成功。特に面影皆無のミッキー・ロークがGJ!
死んだベニチオ・デル・トロが生きかえる(幻想の)シーンもいい。後で特典見たら、ここだけタラちゃんの演出だったんだ。

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2006年7月17日

時をかける少女映画

突然ですが、「時をかける学園」って知ってますか?…いや、知らないならいいです。
かくも私は時かけ世代にもかかわらず未見だったのだが、アニメ公開を機にYahoo!でストリーム配信されていたので見てみた。
アニメ見た後なので、非常にテンポがゆっくり感じる。それぞれの作品の特性なのでやむをえないだろうが…作品全体から、よくも悪くも「80年代」オーラをひしひしと感じてしまった。
この映画の魅力というと、尾道と、原田知世なんだろうな。後者の方はよくわらなんけど、尾道はもう一度行ってみたくはなった。
劇中の「桃栗三年、、柿八年…」の歌は、どこかで聞いたことがあったが思い出せないので1時間ほど悶々としたが、筋肉少女帯だった。(「レティクル座妄想」に収録)もちろん、時かけの方がオリジナルなわけだ。
エンディングの歌のところは、映画に出てきた各カットと同じカットで原田知世が歌っていたので、ちょっとびびった。カットごとに歌向けに追加で撮ってるのか。プロモーションビデオよりも大掛かりだよな。

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時をかける少女映画

えー、アニメの方です。私は映画の「時かけ」世代ではあるのだが、実は尾道三部作はおろか、当時の角川映画ってまったく見たことがない。そんな予備知識なしに望んだ映画な訳だが…
見たことないけど、キャラクターを現代風に置き換えて、リメイクしたらこうなるであろうという風にできあがっていた。以下ネタバレ有
タイムリープの使い方だが、最近見た「バタフライ・エフェクト」に近い。主人公は過去を積極的に変えようとして過去に介入するのだが、実は、他に影響を与えてしまうために失敗を繰り返す。ネタ自体はやや見慣れたものであるが、その見せ方はコミカルさをとりいれつつ、分かりやすく見せていた。劇場にも小さい子はいたが、十分伝わったのではないか。テンポのよい話の進行も好印象。ラストは…そうですな。たぶんこの辺は原作設定に近いのであろうが、無難にまとまっていた。
期待しないでいったら、かなりいいものを見せてもらったという感想。ここ数年見たアニメ映画では(って、そんな見てないが)上位にランク付けできると思う。

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2006年7月 9日

フライトプラン映画

先日の日誌の「フォーガットン」の筋を人に話したら、「それってフライトプランみたいなもの?」と聞かれた。
見てみたら、なるほどそうだねえ~。奇しくもヒロインふたりはどちらも「クラリス」であるし。
ただ、その謎解きの方は「フォーガットン」の方が宇宙的トンデモ系に行ってしまうのに対して、こちらは地に足がついた陰謀系。とはいっても、突っ込みどころはわりとあるのだけれど。
(犯人の計画がずさんだったり、その手段を選択したこと自体が疑問だったり)
それでも、最後まで気にならずに見られるのは、ジョディの子供に対する愛情(の演技)と、その気持ちが起こしてしまう様々な(大変な)事態であろう。その事態の大きさぶりからすると、ジョディ>ジュリアンだね。

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Mr. & Mrs. スミス映画

出だしはちょっとたるいが、我慢して見たら後半は尻上がりにもりあがっていって、まあまあ、面白かった。
主人公二人が殺し屋なだけに、ばんばん人が死ぬのだが、コメディータッチ。この辺がクレイジーであるという認識のある人にならおすすめできる。アンジーの銃の撃ち方がどうとか、そういうところをつっこむような映画ではないであろう。夫婦が殴りあったり蹴り合ったり、銃で打ち合ったりうするところに巷の夫婦はカタルシスを感じる、そこがこの映画のポイントだと思うな。

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バタフライ・エフェクト映画

ネタバレするけど、アイデア的には「ラン・ローラ・ラン」と同じ。蝶が歴史を変えるといえば、「サウンド・オブ・サンダー」の原作である「いかづちの音」の方を挙げるべきかもしれないが
やり直しの周期が年単位とこちらの方が長い分、ファクターの変化による差異も大きい。ヒロインを含め、キャラクターのより大きな変化が楽しめる。
あとはこの作品の方が、ゲームの試行錯誤的な感覚に近い。もっとも、終わり方はハッピーエンディングではないが、無理を感じさせないすっきりしたもの。私としてはかなり高評価です。

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2006年6月30日

ブラザーズ・グリム映画

素直に「グリム兄弟」じゃダメなのかね…
12モンキーズがギリアムのダークサイドなら、こっちはブライトサイドかな。さすがパイソンズと思わせるブラックな笑いがそこかしこに。全体的にはほのぼのなんだけど、結構生首とかも大活躍だけどね…
グリム兄弟の一人、ジェイコブ君はかなりステロタイプなオタク君として描かれています。これは日本へのメッセージか?でもなんとなく応援したくなるんだけどね。
全体としてはまあまあ満足だが、モニカ・ベルッチの悪の女王様はやや妖艶さが足りなかったような…

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2006年6月21日

DEATH NOTE―デスノート―(前編)映画

割引券を持っているGOAL!を見るはずが、ついこっちに入ってしまった。
一部を除いては、原作にほぼ忠実に話が進む。で、その「一部」は、原作を読んだ人には違和感を感じさせるものになっている。と・こ・ろ・が、実はそれがトリックで、終盤で彼らは(何も予備知識がない人と同様)だまされたことに気づく。もし、意図的に「観客の知識」を前提にしたトリックを仕掛けているとしたら、なかなか凄い試みといえる。監督が金子修介だったのは、エンドロールを見て初めて知った次第。
キャストは、ライトを除けば大体イメージ通り。ワタリ=藤村俊二は、はまりすぎで笑ってしまった。竜崎(松山ケンイチ)も、私の想像とはちょっとずれてはいたが、おおむねOK。リュークは、外見(CG)も声(中村獅童!)も大成功。
ストーリーの方だが、前編が終わった段階で第一部の半分も消化してない。ので、後編は本当にオリジナルになるんだろうな。私の読みでは、ヨツバキラ部分に手が入るとみた。原作ではここをはさむトリックも秀逸なのだが、どう料理するか。

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2006年5月23日

モンスター映画

シャーリーズ・セロンの変貌ぶり(この役のために13kg太り、特殊メイクでぶさいくに)が注目されたが、
いや、確かにそれもなかなか凄いのだが、
それよりも凄いのは、終始この映画が連続殺人を犯した犯人側の視点から作られているところにある。だって、もう死刑判決受けて、処刑されちゃってんですよ。被害者遺族などの反発もあっただろうに、なかなか勇気あるといえる>製作者。といって、変に罪を正当化するでもなく、アイリーンという人物描写に焦点をあてることで、罪を断罪という短絡思考に行かせず、「何故こうなった」「どうすれば救われるのか」という問いを発し続け、観客がキャッチできるような余地を作り出している。うまいとおもった。
シャーリーズはアイリーンの手紙などを読んで研究したそうだが、見事に自分のものにしていた。くしゃくしゃになって泣き出す顔がなんともいい。相手役にクリスティーナ・リッチというキャスティングというコントラストもいい。二人並ぶと、完全に凸凹コンビ。

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2006年5月21日

テイキング・ライブス映画

誰が真犯人かも、結末のどんでん返しも、すべてが想定内…という、脚本的にはいまいちの映画。唯一見所といえば、アンジェリーナ・ジョリーの演技ぐらいか。

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SAW映画

閉ざされた場所で、限定された人数で芝居が進むのって、舞台的で私好みの作品です。
謎や伏線も、想定内ではあるものの一ひねり加えてある。最後の謎はさすがに読めなかった。
SAW2もビデオであqるらしいので、今度見てみよう。

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2006年5月17日

フォーガットン映画

ネタバレ注意。
みんなが自分の記憶が間違っているというけど、実は自分が正しくて、みんなが嘘をついている…
そういうでっかい国家陰謀めいた話かと思って期待したら、え?宇宙人?そっちいっちゃうの?
満載のつっこみどころをあえて列挙すると


  • 主人公の性格がやばい。子供への愛情ばかりで、ダンナの方はなおざり。母子愛に焦点をあてるのはいいけどやりすぎ。
  • 図書館の新聞にあるはずの記事がないからって、「人間に出来ることじゃない」と結論付けるのはどうか。
  • 宇宙人はなんでさっさと主人公を殺しちゃわないのかよくわからない。周りの奴はどんどん死んでるのに…「実験のため」ってことなんだろうけど、どんどん隠滅工作してるじゃん。ここまでやったら同じだって。
  • どうせ殺されないとおもうので、恐怖感がぜんぜんない。
  • 「母親は子供のことを忘れられる」という仮定で実験してたんだろうけど、それに反する結果がでたとして、なんで実験が失敗になるといってあせるのかがよくわからん。仮定がだめになっただけで失敗にはならんでしょ。

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2006年5月14日

チャーリーとチョコレート工場映画

あたり一面チョコレートの海…子供が夢に見る光景なんだろうなあ。そんな夢を実現させてしまった、子供の心を持ったオトナの映画。
すばらしい。メカの仕掛けはマーズアタックよりいいし、ダニー・エルフマンの重厚な音楽も意外とマッチしている。
なんといっても、マイケルジャ…ジョニーデップのクレイジーぶりが最高。狂い方も、露骨に見せるのではなく、その都度その都度の受け答えのからうかがわせているところが、芸が細かい。
予告編でやっていたコープス・ブライドも面白そうだが、たぶんこっちの方が上だろう。

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2006年4月19日

立喰師列伝映画

チネチッタで鑑賞。
最近の押井映画って、押井節を抑え気味でややエンターテイメント志向だったけど、これは別物。最初からナレーションが暴走。パンピーの人はその辺でもう、完全置き去り状態。なんか日テレは載せられて宣伝してたけど、大丈夫なのかなあ。
立喰師ってのは、ただぐいで詐欺をすることが主の人達のようだが、その「ゴト」はそば屋だったり吉野家だったり、ポストペイな店で通用するものであって、映画に出てきたハンバーガーショップや、松屋のようなプリペイの店ではだめなんではなかろうか。映画ではロッテリアで注文したバーガーを片っ端から食べちゃっていたが、その辺はどういうことになっているのか気になった。
ちなみによちの家やロッテリアでやっていたのは詐欺といいうより、DoS攻撃ですな。

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2006年3月11日

新訳ZガンダムIII映画

ネタバレしまくりなのでご注意。
1,2でも言えた事だが、やはり話の展開が速い。しかも今回は戦闘ばかり。パンピー向けの1本の映画としてはもはや、成り立ってない。そこを問うてもしょうがないのかもしれんが。
アクシズがゼダンの門にこんなに早くぶつかってたっけ?という疑問が。後でhomyのDVDで確認させてもらったところ、この衝突はTVではずっと後のほうだった。ちょっと構成変えてるんだね。
TVとの違いについて言うと、予想に反して、死ぬべき人はみんな死んでいった(生き残るべき人(ヤザン、シャア)も。
黒歴史にはならなかったね。続編への道?)。死ぬシーンも昔の映像まんま。唯一違ったのが私の一押しキャラであるジェリド。いまわの際の一言も言わされずあっさりいってしまいました。
最後のカミーユが狂うとこだけ直っていた。誰かが掲示板で言っていたが、「ゲームの別エンディングを見せられた気分」というのがいいえて妙。あそこだけ直されてもねえ。なんかそれで変わったの?
ストーリーは、ロザミイのエピソードがばっさりカット。これは私の予想通り。切るならあすこしかないし。
新作の絵だが、ハマーン様は昔のシャープな顔の方がいい。あとハマーン様に関しては、さすがに声が…
後でTV版の声を聞かせてもらったが、記憶以上に若かった。
まあそういうノスタルジーに浸るもえ映画とわりきってしまえば、それなりによかったかな。最後のみんなの霊が集まってくるオカルトチックな対決は、外してほしかった人もいるみたいだけど、私は肯定派。あそこが一番いいシーンじゃん。

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2006年1月 7日

斬新?映画

押井監督 実写とアニメで“立ち食い史”(スポニチ)
立ち食いというテーマも斬新?立ち食い話はうる星からなかったっけ?

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2006年1月 3日

パッチギ!映画

正直、あまり期待しないで見た。のど自慢2はお世辞にもいい出来とは言えず、ゲロッパもそれなりの肩の凝らない感じだったので。青春映画っていうのがまた青臭い感じで見る気をそぐし。
そんな状態で見たら、「のど自慢」みたいにまた歌で泣かされた。うまいね。前の盛り上げがあって歌が活きるわけだけど、川での喧嘩のシーンにかぶせるなんて、悪意すら感じた。
クレジット見てみたら、朝鮮学校の主要キャストはみんな日本人がやってるんだ。ふーん。
虎の門に出てた、楊原京子の演技は、なかなかよかったよ。あと変なおじさん、オダギリジョー。GJ。

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2006年1月 2日

エイリアンvsプレデター映画

こういう、企画先行みたいなのって、「どうせだめだろ」という先入観があって、期待しないで見たら、「あれ、まあまあよかったんじゃない?」という、そんな映画。プレデターの方は見たことないんだけどね。どうしてもオリジナルのエイリアンと比べてしまうと、あの腹から出てくる時の怖さは、とうていオリジナルに及ばない。というよりここで勝負する気は最初から捨ててしまって、あっさりやってるようだ。
オリジナルのことは脇においておいて、頭からっぽにしてみればまあまあ楽しめるだろう。
監督はポール・W・S・アンダーソンかあ。この監督、それなりの時とおもいきりダメダメな時とむらがあるね。
それなり:イベント・ホライズン、本作
ダメダメ:バイオハザード、モータルコンバット

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コンスタンティン映画

ちょっと見、マトリックスみたいだと思ってたら、全然違っていた。ストーリーのわかりやすさ、単純さでいえば、こちらの方が上。しかし複雑であることと、面白さは(私的にも)必ずしも比例しない…んだな。シンプルでも、要は見せ方だね。コンスタンティンのいいところは、主人公が病弱で、よわっちい。だから闘いでも、スーパーサイヤ人みたいになってバトルするんじゃなくて、おもいきり他人だのみだし。あとはハリウッド映画には珍しく、善悪がはっきりしてないとこもいいかな。神というか天使(ガブリエル)がおもいきり悪いやつだったりするし。
これ、シリーズ化するんかね?確かに、キャラクターがたってたり、含みのある終わり方だったりするけど…

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スクール・オブ・ロック映画

設定自体はよくある話で、「天使にラブソングを…」との共通点も多し。それを差し引いても、十分面白い。
まず、ロックという題材を選んだのが正解。名門校とロックの対比という表面上のおかしさだけでなく、「大物(=大人たち)への反抗」というロックの精神がうまくはまっている。
また、題材の料理の仕方も秀逸。ロッカーとしてすらまるで才能のないデューイが、教える側になった瞬間に、すばらしい(ロックだけでなく、人生としても)教師に変貌するさまがおかしくもあり、おもしろくもある。
そしてなんといってもこの映画の魅力はジャック・ブラックのキャラクター、これにつきるだろう。

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2005年12月17日

ゲド戦記映画

ジブリで映画化だって。宮崎経由でゲドに入った私からすれば、因縁浅からぬものを感じるが…
にしても、なんで三作目からなんだよ。映像化のしやすさ、ってのもあるんだろうが…
あえて「影とのたたかい」から挑戦する気概をみせてほしかった。

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2005年9月21日

カンフーハッスル映画

ビデオで鑑賞。
構成は前作「少林サッカー」より上。ふつうの(というか変な)おじさんおばさんが達人として戦う設定もよい。CGの使い方は不自然な部分はあまりない。
映画の好みとしては前作の方が好きだが。最後のヒーロー誕生の部分はやや唐突でかつありきたりな印象。

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ディープブルー映画

BBC製作の海の生物ドキュメンタリー。
あまりにも期待が大きすぎたので、「こんなものか」と思ってしまったのだが、それでも十分驚きをもって観れる。圧巻はやはり、クジラの子を追い詰めていくシャチの賢さか。
あと深海の発光生物。どうやって光っているのか不思議だ。

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ツイステッド映画

ビデオで鑑賞。
アシュレイジャッドがそんなにセクシーなわけでもないので、どういうどんでん返しがあるかがポイント。途中まではみんなが怪しい感じでなかなかよい。しかし最後に近いシーンで、ある人物が手袋をしているので、「あこいつ!」と分かってしまう。
メインキャストの一人であるサミュエルLジャクソンの知的な演技はさすが。

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チーム★アメリカ ワールドポリス映画

サンダーバード風に作られた人形劇による、テロリストと戦うチームアメリカの姿を描く。
この日3本立てのなかでは、映画の出来としても面白さも一位。サウスパーク映画版で見せた歌の使い方のうまさ。体制側、反体制側を問わない容赦ない風刺(まっとでいもんのからかい方が最高)。ツボを抑えたギャグ(ゲロのシーンはもう一回来るとわかっていて笑ってしまった)
人形の造形は微妙な表情まで表現され、かなりいい出来。眼のうるうるするところがよい。このリアルな出来が本映画最高の笑いどころである人形によるセックスシーンを引き立てている。

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頭文字D映画

ストーリー構成はよくまとまっているし、バトルシーンも実車を使っているだけにリアリティがあり、派手さのない堅実な演出は好感がもてる。比較的安心して見られる佳作。唯一の問題は、鈴木杏の「セクシーな水着」がセクシーじゃない件か

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魁!クロマティ高校 the movie映画

山口監督の地獄甲子園がよかったので多少期待したが、んーギャグの映画化の難しさを再認識。前半は、丁寧に原作ネタを踏まえていたものの、それが面白さに結びつくかどうかは別の話。後半は勢いはあるものの、まとめ方に難あり。板尾さんのマスクドなど、キャスティングはそう悪くなかっただけに惜しい。

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2005年7月21日

ヴィレッジ映画

シックスセンスで感心し、アンブレイカブルで脱力し、サインであきれかえり、それでもわりといい評判だったので見てしまった「ヴィレッジ」…見なきゃよかった。オチのありきたりさもさることながら、肝心の森が明るく、全然怖くない!なんで夜にしなかったんだろう。主人公が失明してるから関係ないのか。でも失敗だろ。赤い化け物も全然怖くない。
もうだまされないぞ、シャマラン

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オールドボーイ映画

ネタバレしまくっているので注意
原作も何も見ずにみたのだが、わりとよかった。普通のおっさんをかっこよく撮っているのがいい。あと格闘シーンを延々と横からのアングルで撮ってるのとか。
最後のどんでん返しは原作にはないそうだが、不自然には感じなかった。
しかしこの映画で一番気になっていたのは、適役の奴が千原Jrに激似なことであった…

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スーパーサイズ・ミー映画

30日間マックを食べ続けた彼(スパーロック、監督・主演)がどのような姿になるかだけが興味の的であった。そういう意味ではややインパクトには欠けたかも。30日で10kgも太ってはいるのだが。
それよりも初日かなんかでいきなりスーパーサイズを注文して、食べても食べても食べきれずしまいに気分が悪くなって吐いてしまうシーンがけっこうきた。
後30日の最後の方、明らかに無気力になっていくさまがリアル。

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2005年5月29日

Zガンダム 星を継ぐ者映画

舞台挨拶つきで鑑賞。
実は三部作の第1作であった。
もともと複雑な設定の話を映画につめこむので、苦労のあとはうかがえるものの初見の人にはお世辞にも親切とは言いがたいだろう。エウーゴとティターンズの対立が連邦軍内部というのが決定的で、ブライトなんかはどっちなんだとか、なんでジャブローを襲撃することになるのかとか。
後これはやむをえないのだが新作と旧作部分のギャップ。特に技術の進歩によって迫力のあるモビルスーツ戦ができてしまうのだが、それと昔のをつなげるとどうしても…予算の問題もあるのだろうがどうせなら全部新作にすれば凄いのができただろうに。
新作のキャラではエマさんが丸いのが個人的に納得遺憾。他のキャラはそれなりなのに。
挨拶の富野御大の話や、TVインタビューなどを聞いていると、単なるビジネスではなくある程度本気で取り組んでいるらしい。

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2005年2月17日

アイデンティティー映画

この感想はねたばれを含むので注意。
アイデン&ティティでなく、「アイデンティティー」。米映画。
WOWOWで鑑賞。最初に「映画欠席裁判」でちょっと噂を耳にしていたので、ネタバレの方はすぐ想像がついた。しかし人間の脳内の多重人格殺人を映像化するとは、なかなかな試みではある。一人づつ殺されていくさまは「そして誰もいなくなった」そっくりだが、最後のオチまでもそっくり。最初は「登場人物10人と勘違いして、最後に死んだ人の鍵番号は1じゃなくて2じゃないの?」と思ったが、実は「11人いる!」ので、一人残ったのだから実は1で正しい。

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2005年1月21日

アイデン&ティティ映画

WOWOWで鑑賞。音楽はよかったな。画の撮り方としては、いたって普通だったな。話も、みうらじゅん氏の思いに果てしなく忠実にできていると思う。まあ、大傑作とまではいかないが、安心して見れる佳作というところか。麻生久美子のヒロインは大はまり。

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