2006年6月21日

DEATH NOTE―デスノート―(前編)

割引券を持っているGOAL!を見るはずが、ついこっちに入ってしまった。
一部を除いては、原作にほぼ忠実に話が進む。で、その「一部」は、原作を読んだ人には違和感を感じさせるものになっている。と・こ・ろ・が、実はそれがトリックで、終盤で彼らは(何も予備知識がない人と同様)だまされたことに気づく。もし、意図的に「観客の知識」を前提にしたトリックを仕掛けているとしたら、なかなか凄い試みといえる。監督が金子修介だったのは、エンドロールを見て初めて知った次第。
キャストは、ライトを除けば大体イメージ通り。ワタリ=藤村俊二は、はまりすぎで笑ってしまった。竜崎(松山ケンイチ)も、私の想像とはちょっとずれてはいたが、おおむねOK。リュークは、外見(CG)も声(中村獅童!)も大成功。
ストーリーの方だが、前編が終わった段階で第一部の半分も消化してない。ので、後編は本当にオリジナルになるんだろうな。私の読みでは、ヨツバキラ部分に手が入るとみた。原作ではここをはさむトリックも秀逸なのだが、どう料理するか。

超映画批評
http://movie.maeda-y.com/movie/00744.htm
上記のサイトでは100点中25点と酷評だけど、どうかなー?私には評者が原作からの変更という点にこだわってるようにみえる。例えば、南空ナオミとの対決が変更された点だけど、私は原作のこの部分は主人公がここで批判されている「行き当たりばったり」にしか見えず、正直あまりできがよくないと思う。だから監督がこのシーンに手を入れたのには納得。

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