ヘタレ主人公がスーパーヒーローになる話、というと、サムライミ版「スパイダーマン」が浮かぶが、この「キック・アス」も出だしは似てる。ただ、スパイダーマンは徐々にコスチュームがカッコよくなっていくのに対し、こっちはダサいコスのまま。
それに、本作には主人公の相棒として小さい女の子のヒットガールが登場するのだが、この幼い、文字通り暗殺者が残虐なこと。殺し、弑し、ころしまくり。私の愛読する「映画秘宝」の読者がいかにも好きそうだ。そういったテイストを加えつつも、しっかしと主人公の成長物語のベースは押さえていて、最後にはなぜか弱っちかった主人公の顔がえらくひきしまって見えたりする。


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