エンジェルウォーズ

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ザック・シュナイダー監督の「サッカーパンチ」改め、「エンジェルウォーズ」を観た。なんで邦題が変わったか...原題ではさすがに分かりにくいからか(サッカーパンチとは、「予想外のパンチ」の意味)?
事前情報では、主人公の女の子がニーハイソックスにセーラー服で、刀持って戦うらしいというので、アニメ「BLOOD」や井口昇監督の「片腕マシンガール」あたりに影響を受けつつ、ハリウッド的にノーテンキなアクション映画を観る前は想像してた。

...全然違ってた。
まず、この映画が多層構造になってる上、説明もほとんど入らないので、観客の中には冒頭の展開で置いていかれる人もいると思う。最後まで観て初めて、その全貌が見えてくる(疑問点も残るが)仕掛けになっている。

もう一つ、この映画の扱うテーマは非常にダーク、かつ重い。ラストも決して爽快とは言えない。がそれだけに、観終わった者には強烈なメッセージが残される。そしてもう一度見たくなる。

アクションもよく出来ているので、戦場に漂うダークな空間に慣れれば、楽しめると思う。最初に日本へのオマージユなのか、寺と僧侶ぽい人が登場するのに、外には鳥居らしきものが見えてるのはご愛嬌。日本にもそういうとこありそうだし。

また、音楽もいい。冒頭のユーリズミックス「Sweet Dreams」のカバーとか泣きそうになった。その直後に出てくる精神病院が「レノックス・ハウス」なのは遊び?

注:以下はネタバレ
前述のように、説明がほとんどないので、主人公ベイビードールが精神病院に連れられて行ったはずなのに、いつの間にか売春宿に舞台が変わっていたり、ダンスが始まったとたんに、周りが戦場に変わって戦闘が始まったり。戦闘に関しては、それがダンスと目的達成(アイテムのゲット)のメタファーなのだが、これも説明なし。私はその潔さはプラスに評価する。評論家の評価は、「ゲームみたい」とあまりよくないみたいだが、別にいいんじゃないの、と思う。

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このページは、morotaが2011年5月12日 00:30に書いたブログ記事です。

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