「いい試合だった!」「感動をありがとう!」「完全燃焼!」と思っている方、どうか本文だけを読むようにし、続きは読まないでくださいね。不快な思いをしなくて済むと思います。
さてさて、川島君はがんばったね!PK戦は残念ながら、ACLのPK戦からの進歩は見せられなかったけど、それでも120分間無失点は彼の功績大!
それに憲剛も最後出られてよかった!彼が入ったことで明確に攻撃のスイッチが入り、何度かチャンスを作ることができた。最後ゴール前からの折り返し、残念だった。
DF陣もすばらしかった。中澤、闘莉王は後半の途中までは、相手の攻撃を完璧に惜さえこみ、決定的な仕事はさせなかった。これについては誰も文句を言わないと思う。
素晴しい守備だった。
ウルグアイcs韓国のエントリで、私はこう書いた。「韓国は終始勇敢にチャレンジした。日本もこうあってほしい」と。また、グループリーグ最終節のスイス敗退のエントリでは、こうも書いた。「サッカーというのは、点をとれなければ勝てないスポーツ」と。
ここまで書いて私が何を言わんとしたか理解した方も、続きは読まなくて大丈夫です。たぶんそのままのことが書いてあります。このタイミングでこれを書くことに私も慎重にならざるを得ない(笑)。
さて、結論から言うと、私は「不完全燃焼」。理由は、日本代表のポテンシャルはまだあった、もう少し工夫すれば、もっといいサッカーができ、あわよくば勝てたと思うからだ。
ポイントは、試合開始時点で日本が追いたプレッシングラインにある。それは、ハーフウェイから日本陣内に少し入ったところに設定されていた。「設定されていた」としたのは、選手たちが厳格にそれを守っていたからで、おそらくチームとしての決め事だったのだろう。それだけでは、大きな問題ではなかった。更に問題だったのは、ディフェンスにおけるディアゴナーレ、つまりチャレンジ&レスポンスという連携がうまく機能していなかったために、ボールを奪えるのは更に日本陣地のゴール近くになってしまっていた事。ミスもあったが、ここから奪ったのでは、よほど速いカウンターをしかけるか、前戦でキープをできる選手がいない限り、日本は多くの決定的チャンスは作れない。簡単な話で、前からチェックして前で奪えるほど、決定的チャンスは増える。去年9月のオランダ戦。前からいって70分でバテてしまったが、それに比べるとずいぶんとプレッシングラインが低くなってしまっている。これは、延長戦を加味して、疲れないようにする作戦だろうか?まさか、PK戦になれば勝てると思っていた訳ではないだろう。
先に書いたように、ボールを奪う位置が低い日本はセカンドボールもとれず、パスミスでボールロスト、ドリブルを仕掛けてはとられる、前の本田に預けてんもキープできずにとられる、の繰り返し。数字上のポゼッション以上に日本は何もできなかった。
現状の作戦では点をとれないとすれば、そして、PK戦狙いでないとすれば、どこかの時点で日本はリスクを冒して攻めにいかなければならない。後半開始すぐ、日本はシフトチェンジしたかに見えた。が、すぐに元に戻ってしまった。次のシフトチェンジは、先ほどの憲剛を入れたあたりから、これでようやく前にポイントができたのと、パラグアイの攻撃がグダグダになってきたので、拮抗した試合運びに。が、両者ミスが多く、PK戦は必然だったのかも。
PK戦についてはあまり多くを語ることはない。一言で言えば、経験の差なのだろう。
日本としては、それよりも前に試合を決めたかった。韓国のようにできたはずだ、惜しい、と思う。そしてこの守りきる戦術が日本が確立したスタイルだ、と言われると、なんとなく嫌かなあ、と思う。ハエの方がよかったかなあ、と思うのだ。


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