キャピタリズム~マネーは踊る~

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このブログで何度も繰り返して言うが、マイケル・ムーアの映画はプロパガンタ映画である。そして彼は社会主義を標榜し、資本主義を、ブッシュ政権を、ウォール街を、大企業を排撃する。彼の映画は常にその視点のみから語られ、自分の説を人々に説得させるための構成、取材、映像のたたみかけ。彼の主義主張を嫌う人々は、この一方的な視点からの作り、主張の押しつけをいやがる。
しかし、それで切り捨ててしまうのはもったいない。この映画はエンターテイメントとして見るべきだ。まずはその構成を見てほしい。破産した人の家を企業が差押える⇒ひどい!そんな企業は従業員に生命保険をかける⇒そんなことってあり?いざ破綻してみると、政府はそんな企業に最大限の援助を⇒そんなバカな!
うまいでしょ。もう一つのポイントは笑い。今回のポイントは、デリバティブやサブプライムについて専門家がチンプンカンプンなことを言ったり、説明に困ったり。それがガチだから面白い。ムーアの得意技、突撃取材は、本人が有名になりすぎて使えなくなってきているが、それすらも逆に笑いにしている。
あと、今回この作品に追い風になっているのは、今までで一番タイムリーなネタを扱えていること。まさにこの映画を作っている最中に金融破綻が起きた。だからローン破綻で家に住めなくなった人も、工場への座り込みも、まさに現在進行中。ある意味ではおいしいね。

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このページは、morotaが2010年1月21日 20:35に書いたブログ記事です。

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