某巨大掲示板のスレを見ていると、失望、怒り、混乱、罵倒、差別用語の応酬やらで非常にダークな気分に...見なきゃいいんだけど。
そこで、中断、中止、再試合の是非について冷静に健闘してみたい。
まず、大雨による中断が妥当だったのかどうか。
過去、イタリアのセリエAでは、1999-2000年ラツィオの優勝がかかった最終節、スタディオ・レナト・クーリのペルージャ対ユベントスは大雨でドピッチが田んぼ状態になり、コッリーナ主審は試合を中断。1時間ほどの中断後再開し、ペルージャが1-0で逃げきり勝利。終了後逃げるように退場していったマテラッツィが印象的だった。このように、ピッチコンディションがよほどひどい場合、中断した例もあるということ。
では、再開せずに中止としたことについては?中断した是非はさておいて、中断した理由に改善が観られなければ、中止とした例は、Jリーグでも海外でも多数例あり。
もっと待てなかったのかという話もあるが、鹿島の交通事情が悪く、公共交通機関の事情も鑑みなければならなかっったのは納得できる。
次に、中断ないし中止とした場合の扱い。
海外では、中断した時点から再開する場合が結構ある。既に方々でく挙げられているレアル・マドリー対レアル・ソシエダの後半42分の中断。これは、後日その42分から続きを再開している。
これに対し、Jリーグの過去の例では、すべてその日に中断され再開しなかった試合は、中止、ノーゲームとなり、後日0-0から90分の再試合が行われている、。これは何分戦ったとか、点差にも関係はない。点差がついていた1997年浦和-横浜F、2007年鳥栖-湘南や、後半13分までやった2009年栃木-横浜SCの例があり、これらの前例を踏まえれば今回の例にも0-0からの再試合が適用される可能性が高い。
次に試合成立の可能性について。
探してみたところ、90分戦わなくても試合が成立してしまった例があった。北京五輪壮行試合の日本対アルゼンチン。残り10分、雷雨のため中断、試合成立。本来FIFAの規定によれば、試合は事前に決められた時間は必ず戦う規定らしい。ただし、両者が納得したので前代未聞の事態になったそうだ。したがって、今回の場合はあてはまらず、この時点での試合成立の芽はほぼない。
上記を総合すると、現在この時点で、15日の理事会で下される判断は、99%、中断した試合は無効とし、後日0-0から90分再試合。残念だがこの道しかないだろう。これ以外の判断だったら、逆にその判断が批判されることになるだろう。
悪いのは、岡田主審をはじめとする審判団でも、鹿島でもない。すべては、Jリーグ競技規則に中断、再試合について明記されていないのが問題。得点がリセットされることに違和感があるのであれば、まず、この競技規則を補足、改訂させるために動くべき。
クラブとして、何もしないよりも今回のように要望を出したことについては、私は支持する。が、実際のところは再試合反対を表明しても直接的に効果はないだろう...
今回の件については、自分の気持ちとやるばきことは整理できた。感情的なものは残るが、もう次の試合も週末に迫っている。もう切り替えるべき時だ。