スウィム・トゥ・バーズにて(フラン・オブライエン)

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本作にも、ちょっと面白いというか、おかしい場面はある。「もう語るのはやめた」「お続け下さい」「誰だ?」「○○です」の繰り返しとか。しかし笑える度合で言うと、「第三の警官」の方が上かな。
ただ、本作は物語のネストの仕方が凄い。まず、作者が買いている中に小説を書く学生が登場し、その学生が書く小説の主人公が、また小説家。その中の小説の登場人物は...というようにネストしていき、しかもその複数の物語が同時進行するものだから、読者は混乱必至。何度も読み返させられる羽目になる。それでもそのこんがらかり具合が癖になる。

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