塩野七生の映像化ということで興味深く見た。
さて、ここには文庫版しか読んでない私は未読の、ローマ帝国崩壊への道すじが語られるはずであった。
その要因の一つは、今までにも垣間見えていた、キリスト教との相克であるはずだ。なぜなら、ローマ帝国が発展には背景には、多神教に基づく「クレメンティア(寛容)の精神であって、一神教(他の神を認めない)キリスト教はそれと相容れない存在であるからだ。下手を打てば、番組がキリスト教(ないし一神教)批判をしていると看倣されかねない(ゲストにジローラモ(明らかにカソリック)もいるのに)。
番組はハンニバルやカエサル、ネロの話が中心で、この辺の話は最後にちょっとだけ語られただけで、しかも肝の主張は「塩野語り」(「…と塩野さんは言います」)ということで、うまく柔らげていた。
しかし、BBC製作のドラマは大量のエキストラを使い、かなり金がかかってそうだったが…「塩野原作」で作られてんだろうか?この番組にだけ使われるってことはないよな。
ところで、カエサルのドラマのカトー役の人って、クリストファー・ウォーケン?


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