ハーフトーン化(halftone)プラグインは、グレイスケール画像、RGB画像、CMYK画像を 網点分解するPhotoshop用のプラグインソフトです。
Photoshopの網点分解は画像全体のフォーマットを変換しますが、 このプラグインは、選択した範囲だけを網点分解します。 原稿の部分毎に線数や角度を変えて網点分解できるので、 漫画のトーン作業に使うのに便利だと思います。
このプラグインが使用できるのは、グレースケール、RGB、CMYK画像だけです。 希望のレイヤの希望の領域を選択したら、 [フィルタ]-[newfs(8) comics...]-[ハーフトーン化...]で起動します。
「ハーフトーン化」ダイアログが開いたら、希望の線数と角度を入力してください。 右側にあるボタンは、漫画で使うトーンの代表的な線数です。 数字を入力するかわりに、このボタンを押しても線数を入力できます。 なお、線数は1以上解像度未満(例えば600dpiの原稿なら、1〜600線)です。
背景以外のレイヤにこのプラグインを適用すると ダイアログに「白部分を不透明に」というチェックボックスが使用可能になります。 ここをチェックすると網点分解したトーンが白地に黒になります。 デフォルト(チェックなし)では透明地に黒です。
RGB画像やCMYK画像では「チャンネル毎に処理」にチェックを入れることで、 R,G,BまたはC,M,Y,Kそれぞれに網点分解します。 「チャンネル毎に処理」にチェックを入れないと、RGB画像ではGチャンネル、 CMYK画像ではKチャンネルのみを参照して全チャンネルを白黒に網点分解します。
あとは、Photoshopの他のフィルタと同様です。 アクションにも登録できるので、ファンクションキー1つで、 「55線網点分解」「60線網点分解」などが可能です。
アクションに正式対応するため内部のIDが変更になり、ver.1.7以前を使って登録したアクションは使えません。 お手数ですがver.1.8以降を使ってアクションを登録しなおしてください。
このプログラムでは解像度(dpi)÷線数が201以下の網点分解ができます。 Photoshop(5.5)はたぶんdpi÷線数が125までしか網点分解までしかできませんから、 このくらいで十分だと思います。 いくらでも大きなパターンは描けるのですが、それだけメモリを食うので201までの制限にしました。 これでも600dpiなら3線、2400dpiでも12線までのパターンを描けるので まず不足することはないと思いますが、もっと大きなパターンに分解したい人がいたら 連絡を下されば、巨大パターン版も作ります。 (最近のPCはメモリが潤沢にあるで、ケチケチせずにドーンと大きくしても良かったかも...)
結城です。 3年ぶりの改修です。 最初のバージョンから8年目ですので、ちょっと信じられない寿命です。 その頃のSDKのままで、今でも動いてしまう(動きますよね?)Photoshopの設計の先見性には驚かされます。
僕は未だにPhotoshop 5.5を使っているので、 新しいPhotoshopでは問題が発生するかもしれません。 どこまで対応できるか解りませんが、 もし何かおかしな所があったら連絡をください。